かき氷を食べても頭痛くなる人とならない人の違いは？

焼けつくような日差しが毎日やってくるのが夏。なにもしていないのに外に出るだけで汗が出る！夏の外仕事！運動した後！などなにをしても暑いのが夏。

そんな夏にどうしても欠かせない食べ物と言ったら冷たい物ではないでしょうか？アイスはもちろんなんですがかき氷も美味しいですよね！お祭りなどでも定番のかき氷はイチゴやブルーハワイ、レモンなど色とりどりの色があります。

最近はかき氷専門店も出ていてテレビなどでも夏は特集を組まれるほどです。素材が氷という事で一瞬で体を冷やしてくれる食べ物…それがかき氷です。

かき氷を食べてこめかみ周辺が「キーン」となった事ってありませんか？きた！と思った時はもう遅くその痛みは少しの間ずっと続きますよね。しかし、中には食べてもなった事がないと言う人もいます。それは何故だとおもいますか？

今回はかき氷を食べて頭が痛くなる人とならない人の違いと、天然水だとならないというのは本当なのかについて紹介したいと思います！

かき氷を食べると頭が痛くなるのはなぜ？

この頭が痛くなる現象、実は「アイスクリーム頭痛」というちゃんとした名前があったのを知っていましたか？実は３割以上の人が経験してると言われていて特になりやすいのが男の子と言われているんです。

ではそんなアイスクリーム頭痛になる原因は何なのか？それにはいくつか原因があったのです。

冷たい物を食べた時に口の中の温度が急激に下がり、その反射で体温をあげるために頭と繋がる血管を膨らませ、頭の血管に一時的に炎症をおこすことを言います。

他にも＜低位咬合症＞の人は口の中の冷感刺激による神経の興奮で頭板筋が締め付けられ頭の痛みが生じるというのもあげられています。このような『アイスクリーム頭痛』が起きるのは一気に冷たい物を食べる事から起きる現象になります。

キーンと頭が痛くなる人もいれば痛くならない人もいるのはなぜか？原因はココにあるのではないでしょうか？暑い夏早く冷たい物を食べたいからと言って一気にかき氷を食べれば誰だってキーンとなんとも言えない鈍い痛みがやってくるでしょう。

しかしゆっくりと食べる事によって予防はできるという事になります。また、もう一つの予防法として「冷たい物と一緒に暖かいものを食べる」という方法もあるんです。どうしても痛くなる！と言う人も中にはいるかもしれません。

頭痛が起きてしまった場合は痛みを発する場所である「おでこやこめかみを冷やす」という対処法もあるので頭痛が起きた場合は試してみてはいかがでしょうか？

痛みを発する場所を冷やす事で、混乱を起こしてる脳に「これは痛いんじゃなくて冷たいんだよ」と教えてあげるんです。そうすれば少しずつ痛みが引いていきますよ。

殆どのかき氷は普通の水で作られていますが天然水で作られたかき氷は頭痛が起こらないという話をよく聞きますが本当なのでしょうか？結論から話すと市販の天然水の氷を使用した氷と水道水で作った氷は差はないんです。

しかし水道水で作った氷よりも天然水で作った氷の方が頭痛は起きにくいよう…。その違いはなんなのでしょうか？それは氷の出来方にあると言われています。

一般の水道水などで作った氷はマイナス７度以下なのに対し、天然水は1～２度の温度だと言われています。温度が低ければ頭痛が起きる率は低くなりますし、天然水はゆっくり水を凍らせ氷を少しずつ成長させるので固い氷が出来るんです。

なので、かき氷を作る時通常の水で作った氷よりも薄くフワフワとした氷が削れます。削った氷には空気が含まれるので天然水で作ったかき氷を実際に口に入れた時、氷の量としては少なく口の中を急激に冷やす事がないからなんですね。

しかし天然水で作られたかき氷だからと言って一気に大量のかき氷を口に含めば頭は痛くなってしまうので注意しましょう。

なので、天然水で作ったかき氷だからと言って必ずしも頭が痛くならない！という訳ではなく、普通の氷よりも頭痛が起きる確率は低いですがその人の食べ方にもよってくるという訳です。

かき氷を食べた時頭痛が起きる人と起きない人との違い、そして天然水で作ったかき氷は痛くならないのか？について紹介しましたがいかがでしたか？

「キーン」となるのはなにもかき氷だけじゃなく、アイスクリームや飲み物でも起こります。

どちらにせよ冷たいものを一気に食べるのは良くないので少しずつゆっくり食べましょうね。そうすれば天然水で作ったかき氷じゃなくても「キーン」とする頭痛は防げると思います。