「就活は辛いから、これ以上したくない!」
「別の方向性で考えたい!」
そんな風に考えたことはありませんか?今回は就活に成功する方法とは別に、やめたくなったとき・したくないときにどうしたら良いのかについて考えます。
焦らずに自分の生きる道をじっくりと探していきましょう!
就活したくない、その理由は?
みんな一斉に行う就活。でも、すぐによい結果が出るとは限りません。
それどころか、就活生の7人に1人はうつ状態になっているというデータもあるほどです。就活したくない、と思ってしまうのは不思議なことではないでしょう。
何が就活生を「就活したくない」と思わせたり、精神的に追い詰めてしまったりするのでしょうか?
今の日本には、「新卒で就職できなければ終わりだ・・・」というような風潮がまだ色濃く残っているからということも一因かもしれません。また、みんなで一斉に就活をすることから気後れしてしまう人もいるでしょう。
就職したくないと思ったり、追い詰められてしまうのは、この「新卒一括採用」システムが主流の風潮が関係しているといえます。
就活しないならどうしたらいい?
就活しない、という選択肢もあるのでしょうか?またその場合には具体的にどのように行動を起こしていけばよいのでしょうか?
就活しないという場合でも、どうにか「自分で生きていく」ということが当然必要になってきます。つまり、生活のためにお金を稼ぐことは必要だということですね。
そのためには、卒業後に
- アルバイトをする
- 起業する
などの選択肢があるでしょう。
アルバイトの場合には、働きながら今後のことについて考える・資格取得などを目指すなどの行動が起こしやすくなります。先のことを考えてのことであれば、自由な時間がとりやすい雇用形態でとりあえず働くというのは悪いことではないともいえますね。
はっきりとした目的意識があるなら、起業するという選択肢ももちろんあります。起業はリスクが高いと考える人もたくさんいますが、就活して就職した場合ももちろんリスクはあるのです。たとえば、就職した会社が傾いたり、いわゆるブラック起業だったりなどのリスクが考えられます。
もちろん「はっきりとした目的が存在する」ことが大前提ですが、起業するという手段もあるのです。
また、大学で勉強をしてみたものの自分の専攻に対して「やってみたけれど、これじゃない・・」と感じている学生さんもいるかもしれませんね。そして、そのままの延長で就活することに躊躇しているという場合には次のような選択肢もあります。
- 専門学校に通う
- 再受験をする
具体的に目指したい職業があるのなら、大学卒業後に専門学校に通ったりする人も最近では増えてきています。専門学校では就職率の高さがかなりのものです。就職に対するサポートもかなり手厚いことが知られています。
また、大学で勉強するうちに別の分野に興味を持った場合などは他の大学を再受験したりするという選択肢も。特に専門分野の大学に通わなければ資格を取得することのできない職業を目指したいと思った人には有効な方法です。
しかし、専門学校にせよ、再び大学に通う場合でも学費が必要になります。経済的な援助はしてもらえるのか、それとも自分でアルバイトをしながら学校に通うのかなど経済的な面でどうするのかについても考える必要があるでしょう。
就活しない、と考えた場合の選択肢について考えてきましたが、就活しない場合でも経済面の自立についてはしっかりと考えなくてはなりませんね。就活をしない場合でも卒業後は何らかの形で「働くことになる」という場合がほとんどです。
ちなみに新卒として就職するという選択肢をしなかった場合でも、必ずしもうまく就職ができないということはありません。
有名企業だけにフォーカスして考えると、どうしてもそういう考え方になってしまうかもしれませんが、中小企業やNPO法人など働く先は何も有名大手企業だけということではないのです。
しかも、大手企業でも新卒一括採用だけ、という会社ばかりではありません。一年を通じて社員を募集している企業もあります。既卒として就職先を探すことになったとしても、絶望感を感じる必要はないのです。
行き詰ったらどうする?
就活、または就活をするのか・就活をしないのかと考える時間はある意味では人生においてとても有意義な時間です。
なぜなら、自分自身について、自分自身の価値観・どうやって生きていくのかということを考える時間ともいえるから。その中で考えても行き詰ってしまうことがあるでしょう。
しかし、そういうときこそ「自分の心に正直に」なることをおすすめします。失敗したら後悔しない人はあまりいないでしょう。しかし、自分で決めたことならまだ納得がいくはずです。
周りにアドバイスを求めることもよいのですが、最後は自分の意思を一番に大切にしてくださいね。
さて、行き詰った時にはどんなところに相談すればよいのでしょうか。
- キャリアセンター
- 大学のOB・OGなどの社会人の先輩
- 家族
- ハローワーク
- ネットで知り合った企業の人事担当者
今までに就活をしたり、就職に悩んだ人はこのような窓口や人達に相談していたようです。
身近な存在である家族はもちろん、キャリアセンターやハローワーク・人事担当の方などや実際に就活を乗り切った先輩なども頼りになりますね。自分だけでは分からない角度からのアドバイスが欲しい時には遠慮せずに相談してみましょう。
まとめ
就活ってどうみても大変そうだから、「就活したくない!」と思ってしまう。または新卒一括採用のスタイルになんだか疑問を感じてしまう。そのような気持ちになるのは不思議なことではありませんね。
就活をしないと決めた場合の選択肢は大きく分けると、
- 自分で会社を興す
- アルバイトをしながら就職先を探す・これからのことを考える
- もう一度学校に通う
このような感じになります。
いずれにせよ、これから自分が何をして生きていきたいのかという目的意識をしっかりと考えることが大切です。就活したくないと思った今が自分の人生について考えるチャンス。前向きにとらえてトコトン考えていきましょう!