仙台七夕まつり 期間 いつから 交通規制夏の風物詩、七夕のイベントといえば宮城県仙台で行われる「仙台七夕祭り」のカラフルで壮大な飾りを思い浮かべる方も多いですよね。

 

毎年全国から来る多くの観光客でにぎわうため、交通規制なども厳しいといわれている仙台七夕祭りですが、やっぱり一生に一度は期間を外さず行ってみたいものです。

 

今回は、仙台七夕祭りに行くなら知っておきたい、その歴史や期間がいつからいつまでなのかということや、交通規制などについても詳しく解説しますので、おでかけの参考にしてみてくださいね。

 

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仙台七夕祭りってどんなお祭りなの?

仙台七夕まつり 期間 いつから 交通規制全国的にも有名な仙台七夕祭りは、東北三大祭りのひとつで毎年200万人を超える観光客が押し寄せるイベントとなっています

 

もともとは江戸時代の頃から続く伝統的なお祭りで、関東を中心に行われていた短冊の川流しなどをメインに行い、あの伊達政宗も楽しんだといわれていた江戸の文化を汲んだお祭りだったのですね。

 

しかし、今は押しも押されぬ全国的な一大イベントの七夕仙台祭りですが、明治維新やその後に続く戦争などによって昭和の初め頃にはかなり廃れかけていたといいます。

 

今見られる有名な独特の七夕飾りは、そんな戦争や不景気の気配を飛ばそうと地元商店街の方々が奮起し、昔から伝わる七夕祭りをもっとゴージャスに飾り立てた結果生まれたものなんですよ

 

第二次世界大戦の後も、敗戦と貧困に包まれてどんよりする仙台の街に活気を与えたのが、人々の飾る52本の竹飾りだったそうです。このように、何度も苦境を乗り越えて復活し、日本全国にその名を馳せるようになった仙台七夕祭りは挫けない心の表れでもあるんですね。

7月7日じゃない!仙台七夕まつりの期間はいつから?

そんな約400年前から続いている歴史ある仙台七夕祭りの開催される期間は、一般的な七夕の7月7日の期間とは異なるといわれています

 

それでは、仙台七夕祭りの期間はいつからいつまでなのかというと、旧暦の七夕に合わせて「毎年8月6日から8月8日までの3日間」に開かれるんです

 

仙台七夕祭りが始まった頃は日本の暦が旧暦だったので7月7日に行われていたのですが、新暦を使いだしてからしばらく経った昭和の初め頃、大体旧暦の7月7日にあたる8月6日、7日、8日の開催に決まったそうです。

 

また、前夜祭といわれる8月5日には「仙台七夕花火祭り」が行われるので、満喫したい方は前夜祭の8月5日から8月8日まで仙台に滞在するのが良さそうですね。

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仙台七夕まつりはどこで行われるの?

仙台七夕まつり 期間 いつから 交通規制仙台七夕祭りの最大の見どころ、商店街のアーケードに連なる「笹飾り」と呼ばれる豪華な飾り付けが毎年メディアでも報道されていますが、この飾りはどこで見られるのでしょうか。

 

笹飾りがみられる商店街はJR仙台駅の西側に広がっていて、その中でメインになる6つの通りで七夕の飾りを楽しむことができます。新幹線の停車駅であるJR仙台駅から七夕らしい景色を眺めつつ歩けるので、とっても便利で行われるんですね。

 

しかも、この商店街の一番長いところは900mにも及び、飾り付けのされているアーケード全体が約1,5Kmと結構歩き応えのある距離なので、お買い物やウィンドウショッピングをしながらのんびりと時間をかけて遊べるんですよ。

仙台七夕祭りで気をつけておきたい交通規制のこと

毎年多くの観光客が詰め掛ける仙台七夕祭りでは、混雑をできるだけ回避するため様々な場所で交通規制が行われています。交通規制に引っかかると目的地に到着するまでの時間が無駄にかかってしまうので、先に情報をみておきましょう。

 

まず、一般車両は以下の道路で通行禁止になっています。

仙台七夕まつり 期間 いつから 交通規制出典:http://goo.gl/GRf3wN

  • 仙台三越周辺道路
    午前8時~午後10時(8/6~8/8まで3日間)
  • 一番街3丁目周辺
    午前7時~午後10時(8/6)
    午前9時~午後10時(8/7~8/8)
  • 中央通り付近
    午前7時~午後10時(8/6~8/8まで3日間)
  • 国分町から稲荷小路付近
    午後7時~午後10時(8/6~8/8まで3日間)
  • 市民広場周辺(一部)
    8/6午前9時~8/8午後10時まで全面的に通行禁止

 

また、自転車も仙台七夕祭りの会場内は大混雑して押し歩きなどできなくなっているので、注意してくださいね!

仙台七夕まつりの見どころ

仙台七夕祭りはとても規模の大きなお祭りなので、時間をかけて回れば回るほど堪能できますが、その中でも特に行っておきたい見どころをいくつかご紹介しますね。

 

まず、8月5日の「前夜祭」では仙台西公園周辺がイベント会場となり、約1万6千発の豪華な花火を楽しむことができます

 

お祭り開催日の8月6日には、朝から商店街では一斉に飾りつけが行われ、午後にはそれぞれの飾りつけの中からベスト3を選ぶコンクールの結果発表や表彰式も見ることができるんですよ。

 

翌8月7日には、コンクールの結果がすでに飾りつけの近くに見やすいように展示されるので、探しに行くのも楽しそうですね。

 

また、笹飾りだけでなく勾当台公園市民広場には屋台もたくさん並び、ご当地グルメを味わえるほか、七夕の短冊に願い事を書ける場所など七夕気分を満喫できる施設がたくさんありますので、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね。

 

参考:七夕飾りを手作りしよう!1歳児でもできる簡単なものとは?

まとめ

一度は行っておきたい仙台七夕祭りの知られざる歴史やその開催される期間、気をつけておきたい交通規制などをまとめてみました。

 

江戸時代から続く文化と、仙台の人々の気概を感じることのできるお祭りは8/6~8/8まで3日間開かれ、前夜祭の8/5には花火大会が実施されるので交通規制も激しくなります。

 

たっぷりと楽しむのであれば車を置いて、ゆったりと歩きながら時間や日程をかけて堪能してみてくださいね!

 

参考:仙台七夕祭りの飾り方に意味はあるの?子供でもできる作り方は?

 

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