痔に悩まされている人は結構多いのではないでしょうか。大きく分けて「イボ痔」「切れ痔」「アナ痔」の3つに分けられる症状ですが、中でもキレ痔は便秘の際になりやすく、男女問わず治療している方は多いと聞きます。
どの症状でも、痔とは痛みが伴い、なかなかしんどい病気です。できればすぐにでも症状を和らげたいところです。
痔にオロナインって効くの?
オロナインとは、皮膚用殺菌軟膏剤と言われるもので、消毒液成分で主に作られ、あとは止血剤、乳化剤でできています。皆さんの家庭にも一つはあるのではないでしょうか?それだけ身近な常備薬かと思います。
症状にもよるのですが、主にオロナインが効くのは「切れ痔・イボ痔」と言われています。
血便が出る等の重い症状の場合は、座ることもままならない深刻な状態ですので、病院に行かれることをオススメします。そこまで症状は重くないという方、例えば小さなイボ痔で少し痛む程度であれば、セルフケアができます。その際に活躍するのがオロナインなんです。
とにかく早いうちに患部にオロナインを塗り込めば、数日で痛みが引くと言われています。何度も繰り返してしまう方は、簡単にできるセルフケア方法を知っていて損はないと思います。
ただ、痔という病気は、長時間立ちっぱなしの仕事や、座りっぱなしのデスクワークなど、肛門周辺の血行が滞って起きる病気であることを理解してください。日々の生活習慣の改善により、根本的に解決するということも大変重要かと思います。
妊婦の場合でもオロナインを使って大丈夫?
痔の薬の中には、妊婦さんに適さない成分が入っている場合があります。ですが、これは多量に使用すると問題があるとされており、一回の使用で影響があるとは言えないようです。
心配な方は、お医者さんに相談したほうがいいですが、オロナインは元々痔の薬ではなく、皮膚用殺菌作用の薬です。妊婦さんに影響のあるとされるステロイド系のものは入ってはいません。切れ痔や初期のイボ痔にオロナインを使用したら、数日で治り、その後の影響も特にないという声をよく聞きます。
痔になるかもと思った時に、素早くオロナインを塗るだけで、それからの痛みが違ってくるかもしれません。何かとストレスを感じることが多い妊婦さんですが、簡単にセルフケアができるのであれば、少し安心できるのではないでしょうか。
妊婦の場合、痔を予防するには?
痔とは、肛門の血行が滞ることで起きる病気です。妊婦さんの多くは「便秘」による切れ痔に悩まされる方が多いと言われています。
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下記5つの事項を気をつけましょう!
- 水分・食物繊維を多く取り入れたバランスの良い食事
- ストレスを溜めない
- 腰から下を冷やさないように気をつける(温める)
- 肛門周りを清潔にする
- 立ちっぱなし・座りっぱなしをしない
妊婦さんに限ったことではありませんが、痔を予防する上で大切な事項です。日頃から気をつけて、痔で悩まない生活を送れるといいですね♫