賃貸 持ち家 比較賃貸で毎月家賃を払い続けていると誰もが思ったことのあるかもしれない、「もしかして持ち家の方がお得かも?」という疑問。

 

実際のところはどうなのでしょうか?

 

それぞれのメリットとデメリットを含めて、賃貸と持ち家の違いについて徹底比較していきます!

 

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賃貸と持ち家の最も大きな違いは?

賃貸 持ち家 比較よく不動産屋さんは言います。「毎月○万円家賃で払っているなら、そのお金で自分の家が持てますよ!」と。

 

確かにちょっと考えれば思いつきそうな考えです。「家賃の分をローンに回したら持ち家買えちゃうんじゃない?」と賃貸に住んでいる人も思ったことがあるかもしれません。

 

でも、実際のところはちょっと違ったりします。賃貸と持ち家を比較すると、何が一番違うのか?それをざっくりまとめました!

 

  • 賃貸はいつでも引っ越せる。持ち家は引っ越したいなら売るしかない
  • 賃貸はいくらお金を払っても自分のものになることはない
  • 持ち家は修繕費やリフォームもすべて自分のお金で行うことになる
  • 持ち家はローンさえ払えれば、老後まで住み続けることができる

 

当たり前のことかもしれませんが、この4つが分かりやすい違いです。賃貸は身軽さが魅力という感じが強調されているように感じるかもしれませんが、まさにその通り。賃貸は自分のものにはなりませんが、自分で負う責任も少ないという訳です

 

持ち家の場合は、自分の持ち物なので自由に使うことができます。好きなようにリフォームするのもあなた次第。でも、もちろんそのお金は自分のお金です。責任が重いように感じるかもしれませんが、ローンが払えさえすれば、老後までずっと安心して住めるというメリットもありますね。

 

では、ざっくりとした違いが分かったところでそれぞれのメリットとデメリットを踏まえて徹底比較をしていきましょう。

 

参考:引越しをお考えの方!賃貸を探すときに安い時期はある?

徹底比較!それぞれのメリット・デメリット

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上の部分だけ読むと、どことなく賃貸の方がやっぱり良いような?と思ってしまいましたか?

 

でも、実際に大切なのはお金よりも「あなた自身の満足度・ストレスの低さ」です。そこを意識して、もう一度それぞれのメリットとデメリットをおさらいしましょう。

賃貸のメリットとデメリット

やはりメリットとして強調されるのが、「住み替えの楽さ」です。転職したいけれど会社が遠くなってしまう、などのタイミングで住み替えを考えることがありますが、そういうときにも引っ越しが気軽にできるのが便利なところです。

 

また、ライフステージに合わせてちょうどよいサイズのお家に住むことができるというメリットも。今一人暮らしでも結婚して子供も生まれるかもしれません。そういう時にお部屋が必要になりますが、子供が独立すると夫婦のお部屋のみで大丈夫になりますね。その時に要らない部屋が出てしまわないのが賃貸のメリットです。

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さらに、修繕なども自己費用で行わなくてOKです。おかしいところがあれば、管理会社や大家さんに相談するという感じで家に不具合が出ても、あまり経済的な損失がありません。

 

しかし、身軽な賃貸にデメリットがないわけではありません。

 

まずはよく言われる、「自分の物になることはない」というところ。さらに、老後の問題があります。60歳を過ぎると一気に入居できる物件が少なくなってしまうのです。老後の蓄えが少ない場合には不安を抱えることになります。

 

そして、配偶者や子供ができた場合に家賃の支払い者が亡くなった場合。その後も住み続けたいなら、名義を変更して賃料を払い続けなければなりません。

 

共働きで家賃も安く、余裕!ということなら問題ないのですが、子供が小さくてどちらかが専業主婦(主夫)だったりしたらどうでしょうか?一気に経済的に困ってしまう場合も考えられます。

持ち家のメリットとデメリット

持ち家のメリットは、やはり「自分の物である」という点です。つまり、何をするのも自由・リフォームもお金さえ用意できれば自分の好みに合わせてできます。そして、ローンが払えれば老後の心配もありません。住むところがなくなってしまう高齢者が問題になっていますが、それを回避することができるでしょう。

 

また、ローンを組む場合「団体信用生命保険」というものに入ります。これはローンの支払者が亡くなった場合に、それ以上払わなくてよくなるシステムです。これは配偶者や子供がいるときに支払者に万が一のことがあったときにとても助かります。

 

でも、持ち家にもデメリットがないということはありません。

 

まず第一に、「持ち家は意外とお金がかかる」という点。問題は頭金とかそういうことではなく、家の経年劣化の問題です。お風呂の給湯システムも、外壁もキッチンの様々な機能も・・これらは永遠に使えるという訳ではないのです。リフォームのために毎月2~3万円は取り置きしておいた方が良いとも言われています。また、固定資産税なども発生してきますね。

 

そして、転職などを考えた時、ご近所とうまくいかないとき、「引っ越したい!」と思うかもしれません。

 

でも、引っ越すのは自由ですがローンが残ってしまいますので家を売らなければいけません。その家を売るときに買った時よりだいぶ安くなってしまうという可能性も考えられます。最悪の場合、なかなか買い手がつかないという場合もあるので家を売りに出すというのはなかなかリスキーともいえるでしょう。

 

このように比較をしていくと、どちらが良いのか反対に分からなくなってしまうかもしれません。では、どういう基準で賃貸か持ち家かということを選べばよいのでしょうか?

 

参考:賃貸マンションを借りるときに注意したいこと5選

こんな人は賃貸・持ち家がおすすめ!

実は、どちらが良いかということは専門家でも難しく一概に言えないというのが本当のところです。一番よいのは、自分の満足度が高い方を選ぶということになります。

 

ただ、引っ越しが多くなりそうならその間は賃貸にしておいた方が便利です。住まいをカスタマイズする自由度は減りますが、引っ越したいのに難しいというような心配がなくなります。

 

また、持ち家というと「子供が生まれるのを機に」といったイメージがあるかもしれませんが独身で一人暮らしだから持ち家は必要ないということもありません。一人暮らしの人こそ、老後の安心ということを意識しておきたいという側面もあるからです。

 

結局どちらがいいのかというベストな答えはありません。どちらを選んでも、必ずストレスになる要素はついてきます。だからこそ、自分が「こうしたい!こうするのが幸せだ!」と感じる選択肢を選ぶということが結論になるのではないでしょうか。

まとめ

家賃を払っていると、「賃貸よりも持ち家の方がよいのでは?」と思う瞬間がありますね。

 

でも、賃貸には身軽さという長所があります。反対に持ち家なら、「なんでも自分の好きなようにできる」という長所も。

 

しかし一方で、どちらにもデメリットも存在しています。このあたりを比較してみると、一概にどちらが良いとはいえないかもしれないと感じることでしょう。

 

結局のところ、ベストなのは「自分にとって幸福度の高い方を選ぶこと」です。なかなか人に相談しても解決しないテーマであるからこそ、この機会にじっくりと自分のライフスタイルについて考えてみるのはいかがでしょうか?

 

参考:賃貸マンションの家賃値下げ交渉する方法!こういえば値下げできるかも?!

 

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