クローゼットが狭くて全然収納できない!一人暮らしの方のよくあるお悩みです。
でも、一人暮らしでもご家族と住んでいてもやはり工夫をしないとどうしても物がしまいきれなくなってしまうのがクローゼットというもの。
色々な収納アイデアをご紹介していきます。取り入れられるものからどんどん取り入れてすっきりしたお部屋を目指しませんか?
クローゼットの収納のお悩みとは?
一人暮らしの場合、クローゼットもそこまで広くありません。ファミリー向けの物件や一戸建てだったりすれば、広いウォークインクローゼットがあったりして収納力もなかなかのもの。でも、一人の場合は申し訳程度のクローゼットしかなかったり、クローゼットすらなかったりするものですね。
このお悩みを解決するには、収納アイデアをフル活用するのが一番!ということで、まずは一人暮らしの方にありがちなクローゼット収納のお悩みをピックアップしていきます。
- 服の量に対して収納が少なすぎる
- 奥行きが狭くてどうしていいのか分からない
- デッドスペースができてしまう
- 一度脱いでまた着る服が散乱してしまう
- 小物類の収納方法がよくわからない
一人暮らしの方のお悩みのトップはやはり、しまう場所が少ないというもの。特に女性は服の数に対して収納が少ない、と悩みがちですが、男性でも毎日私服通学をしているおしゃれに関心の高い大学生の方などは結構悩んでいるようです。
また、デッドスペースが上手く活用できないというお悩みも結構見受けられます。実はクローゼット回りだけでなく、お部屋中に使えそうなデッドスペースがあったりするのですが・・・。それについては、後ほど詳しくご説明しますね。
さらに、「これってどうやって片付けるの?」というお悩みも。一度脱いだけれど、毎回は洗濯しないニットやデニムなどの服の置き場所って意外と難しいものですね。「その辺に置いておく!」という考えもありますが、これはお部屋やクローゼットの収納を考えるなら絶対にNG。帽子やベルト、ショールなどの小物類の収納場所も意外と決まらないという人が多いようです。
悩みの尽きない一人暮らしのクローゼット収納ですが、安心してください。ちょっと考え方を変えながら、アイデアを駆使していけばきっと片付きます。一緒に改めてお家の収納を見直してみませんか?
参考:マメじゃなくてもできる!整理・収納をしやすい環境作りの方法
一人暮らしでも真似できる!収納アイデアは?
上の画像をご覧ください。シンプルで使いやすそうなクローゼット収納ですね。ここまできれいに片付いていたら、もう着る服が見つからなくてイライラなんていうこともありません。では、クローゼット収納を見直すときにどのようなことに注意すればよいのでしょうか?
管理できる服は約100着
収納アイデアを活用していく前に、まずは服の整理が一番大切です。これができていないと、一見片付いたかのように見えてもまたすぐに散らかってしまいます。
人が把握・管理できる服の数には限りがあって、およそ100着といわれています。これを超えると、忘れ去られていわゆる「タンスの肥やし」状態になってしまったりすることもあるのです。
とりあえずは、今ある服を下着や靴下も含めて全部出してみてください。そして、思い切って絞り込みをしていきましょう。シーズンなのに着ていない服や前シーズンで一度も着なかった服は、リサイクルショップに売ったり、処分したりと大胆にカットしていくのです。
勿体ないような気もするかもしれませんが、全体量を減らさないことにはどんな収納アイデアを使ってもまた散らかってしまうのが現実。意外と大変な作業ですが、ここをしっかり頑張ってくださいね!
衣装ケースをフル活用はもはや常識!?
クローゼットの上の部分は、洋服をハンガーでかけるのに使います。突っ張りポールがなければ、自分でサイズを測って適切な長さのものを設置してしまいましょう。
ちなみにハンガーの種類は自分で購入したものでそろえた方が、服も取り出しやすく見た目も美しくなりますよ。さらに、コート類などは厚みのあるハンガーを使う・薄手のものは滑らないハンガーを使うなど用途に合わせて数種類を上手く使うとより上手な収納ができます。
そして、クローゼットの下の部分には衣装ケースを置くのが定番ですね。このときの選び方ですが、用途に合わせたサイズのものを選ぶことがポイントになります。基本的に衣類はたたんだ後に立てて収納するのが見やすいのですが、深さがありすぎるとついつい上に重ねてしまいたくなります。
そうならないように、「立てられるけど、上に物は置きたくならない」サイズの衣装ケースを選びましょう。同一ブランド(例えばニトリや無印良品などのお店)でそろえると積み重ねるときにも便利で、見た目もスッキリします。
そして、衣装ケースは必ず1ケースに1種類のアイテムにしましょう。これがかなり肝心です。下着と靴下などは混ぜがちですが、これが必要なものを上手に取り出せなくなる原因。薄めのケース2つに分けるのがおすすめですよ!
つるす収納もなかなかGOOD!
つるす収納も最近注目されてきています。つるすことで、散らかりがちな「どうしていいか分からない小物たち」を収納できるのです。
例えば、帽子やネクタイ、ベルト、スカーフなどがその一例です。それぞれに特化した収納も最近ではお店で売られています。家具のお店、ホームセンター、100円ショップなどで手に入りますから、行ったときには使えそうなものがないか隈なくチェックしておきましょう!
脱いだものってどうする?
1回着たぐらいでは洗わないアイテムもありますよね。デニムや冬物ニットなどがその一例です。これがお部屋に散乱してしまうと一気に生活感が出てしまいますし、スペースが有効活用できなくなります。
そこでおすすめしたいのが、ふたのできるタイプのカゴに収納する方法です。これなら見た目もおしゃれですよね。お部屋に置いても構いませんし、クローゼットの中でもOKです。
ここに3着くらい服が溜まったら、洗ったりして3着以上は溜めないなどのマイルール作りがきれいさを保つポイントになります。
お部屋のデッドスペースは?
代表的なのがベッド下のスペースです。このスペースに入れやすい薄型の衣装ケースもあります。例えば季節外の服をたたんで、圧縮袋に入れてここにしまうなどの方法がおすすめです。タオルやシーツなどのファブリック類をしまうのも良いですね。
これから一人暮らしを始めたり、模様替えをするということなら、最初からベッドの下に収納のついたものを選ぶのもおすすめ。
同様にソファに収納のついているタイプもありますから、ソファが欲しいという場合にも検討してみましょう。
参考:マメじゃなくてもできる!整理・収納をしやすい環境作りの方法
まとめ
一人暮らしのクローゼットは、どうしても狭め。でも、しっかり考えて収納アイデアを活用すれば服はすっきりと収納できます。
まずは、服を仕分けして全体量を絞り込み、分類しましょう。分類ができたら、衣装ケースを細かく分け、さらに小さなアイテムはつるす収納を活用してしまいやすく取り出しやすい環境を作っていきます。
ベッド下のデッドスペースなども忘れないで活用していくとより収納量が増えますので、ぜひ使っていないスペースがないかお部屋を見渡してみてください。クローゼットをもっと活用して、理想のお部屋環境を叶えていきましょう!
参考:クローゼットの奥行きが狭い!ちょっとした工夫で多く収納する方法