傷口 かゆい 薬擦り傷や切り傷の後にかさぶたができてきた頃、とてもかさぶたの部分がかゆくなって無性にかきたくなったことは誰しも一度はあることでしょう。

 

さて、どうしてかゆくなるのでしょうか。かきたくなる衝動を抑えられずにかさぶたを剥がしてしまうとよけいに治るのが遅くなってしまいます。

 

そもそもかさぶたができてかゆいというのならかさぶたを作らずに治す、という方法もあるので合わせて紹介しますね。

 

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擦り傷や切り傷の傷口の治りかけがかゆくなるわけ

傷口 かゆい 薬かさぶたというのは擦り傷や切り傷を身体に作ったあと、その傷口からでてきた浸出液と血液が乾くことでこれ以上出血できないように蓋の役割として作られます

 

かさぶたを作ることで雑菌が傷口に入ることを防いでいて、かさぶたの下で新しい皮膚が作られ細胞が傷の修復をしているのです。というわけでかさぶたというのは人間の体を守るために大変重要な役割を果たしているのですが、綺麗にかさぶたが固まってきた頃にかゆみというのは襲ってきます。

 

大半の人は一度はあまりのむずかゆさにかさぶたを剥がしたくなる衝動に駆られたことでしょう。このかゆみの正体とは傷口に痛みを感じさせる神経が傷口の修復にともなって働きを弱める事によって起きる感覚の変化です。

 

傷を作った当初は痛いという感覚ですが、それが単純に弱まってかゆい、という感覚に変わるわけです。「そろそろ治ってきたよ!」と傷が主張しているのですね。この段階でかさぶたを剥がしてしまうと、せっかくのかさぶたの努力が無駄になってしまいます。

 

完治ではなくまだ修復中でおまけにはがすとさらに傷がついてしまいます。剥がしてしまうことで傷が残ったり最悪なのは雑菌が入って化膿して病院にかからなければならなくなる場合です。

 

我慢できないときは、上にガーゼを張ったり傷周辺を冷やす、ということが効果的なようです。まだ小さなお子さんをお持ちの方はお子さんが怪我をしてかさぶたを剥がしてまた…という繰り返しを経験したことがあると思いますが、このようにかゆみを減らす対策もあるので参考にしてくださいね。

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上にガーゼを貼ることで剥がすことができなくなると思います。

かさぶたを作らず対応する方法

かさぶたがかゆくてどうしようもないのなら、そもそもかさぶたを作らずに傷を治せばよい、という結論に至ります。

 

最近流行りの方法として、モイストヒーリングという方法があります。モイストというのは湿めらせる、という意味でモイストヒーリングとは対照的に、かさぶたを作って自然に治す方法のことを乾燥させて治すという意味のドライヒーリングと呼ぶこともあります。

 

湿潤療法(モイストヒーリング)とは創傷部位を乾かさないように閉塞することで、痛みを軽減して傷跡も残りにくく、傷を早く治そうとする療法です。 これは創傷部位より出てくる体液を保持することで、体液中に含まれる各種細胞増殖因子(細胞の成長や再生を促す成分)の働きを促し、人間が本来持っている自然治癒力を引き出す療法なのです。

温潤療法についてhttp://www.toyokagaku.com/moist/

 

参考:擦り傷の治し方にはラップが良いって本当?どんな傷にも効くの?

擦り傷や切り傷を治すのに薬は塗った方が良いの?

傷口 かゆい 薬現在、擦り傷や切り傷を治すのに主流なのは先に紹介したモイストヒーリングです。かさぶたを作って治すというのももはや主流ではなくなりつつあります。

 

しかし、薬で治すという方法もあり、薬は怪我をしてから一日以上たち、膿が出ているなどの場合にはこちらのほうがおすすめです。モイストヒーリングは原則怪我をして24時間以内に適用するものです

 

化膿してしまった場合には抗生剤のはいった塗り薬を使うのが効果的です。患部に痛みがあるときはガーゼに薬を塗ってそれを患部に当てるのが良いでしょう。痛みがないときは普通に塗るだけで良いのですが、悪化を防ぐためにもぜひともガーゼなどで覆いましょう。

まとめ

かさぶたからのかゆみの正体は、痛みを感じさせる神経の働きが弱まることで感覚が痛い、からかゆいに変化することだと紹介しました。

 

あの独特なかゆみに耐えられない人のために今回はモイストヒーリングという方法や塗り薬を使う方法も紹介しました。

 

ただ、必ずしもモイストヒーリングが有効な手段とは限りません。状況によって使い分けていくことが重要です。

 

参考:切り傷から出るグチュグチュな透明の液体って何?応急処置の方法とは?

 

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