酒粕 賞味期限 保存方法酒粕は栄養価が高いだけでなく、健康によい成分が多数含まれていて、それでもって料理にも使うことができるという万能な食品です。

 

そのような情報をきいて便利だなぁと思って買っておいたけど、なんとなくどんな風に使えばよいかわからなくて結局使わず放置しているあなた!とりあえず保管しておけばいつでも使えるでしょう、と思っていませんか?

 

万能な食品と言われる酒粕だって食品ですから当然賞味期限があって、開封後の保存方法には気を配らなければ酒粕の用途が限られてしまう場合があります。今回は酒粕の賞味期限と保存方法についてまとめてみました。

 

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酒粕の活用法や賞味期限まとめ

酒粕 賞味期限 保存方法出典:http://goo.gl/ZdhOIn
酒粕は日本酒を作る過程で発酵した固形物である”もろみ”を搾ってからろ過したあとに残る白い固形物のことをいいます。酒粕には搾ったあとの作業によって種類が変わります。まえがきに述べたように栄養価が高いだけではなく豊富な種類の成分が含まれています。

 

同じ日本酒からできているものの、お酒よりも酒粕のほうが栄養価は高いです。身体の免疫能力を向上させてくれるタンパク質や精神状態を整えてくれるビタミンB1などが含まれています

 

酒粕は健康や美容に効果てきめんです。健康面でのメリットとして、糖尿病や高血圧、肥満のような生活習慣病に類する病気や、骨粗鬆症やがんといった病気を予防する効果があります。

 

美白効果も備えているので肌を美しくすることも期待できます。料理などでは甘酒を作ったりカフェオレなどの飲み物に加えたりそのままトーストして食べる、というような活用方法があります。

 

酒粕の入っている袋には小さな穴が開いていることが多く、それは酒粕の中にある微生物がまだ生きていて呼吸をするためです。酒粕の熟成が進むと、褐色に変化し、味は濃くなりつけものに利用されることが多いそうです。

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賞味期限はどれくらいなのか

念の為に確認しておきますが、賞味期限とは過ぎたら食べてはいけないのではなく、おいしく食べられる期限のことをいいます。

 

酒粕にはアルコールが含まれていて冷凍保存であれば賞味期限は一年くらい、あるいは賞味期限がなくいつまでもおいしく食べられるという話を聞きますが冷凍庫に匂いがつきやすいので気をつけましょう。

 

常温で未開封の場合はだいたい3,4ヶ月が賞味期限と設定されていることが多いようです。時間が経つにつれて熟成変化するのでなるべくはやく使うことをおすすめします。

 

また、冷凍すると熟成変化に加えてアルコール分が揮発したり、水分が蒸発するため、食感がパサパサする可能性もあるということを覚えておいてください。冷凍保存にしておくと常温で保存する場合に比べて熟成変化のスピードを抑えることができます。温度が高いほど熟成が進みやすくなります。

 

参考:未成年がノンアルコール飲料や甘酒を飲むのはNG?

開封したあとはどのように保存するか

酒粕 賞味期限 保存方法基本的に冷凍保存が原則ですが、酒粕の種類やどのように使うかによって微妙に変化します。

 

酒粕は熟成変化するのであえて熟成変化させるために冷凍保存で保管しておくということもあります。絶対に避けるのは直射日光に晒した状態で保管することです。直射日光に晒すのは酒粕を悪くしてしまうことにつながります

 

冷凍保存していると酒粕の表面に白い粉のようなものが付着することがありますが、これは旨味成分であるので旨味が増しておいしく食べることができます。

まとめ

様々な料理に使用でき、なおかつ美容にも健康にも効果を発揮する万能性が高いと呼ばれる酒粕。

 

しかし、いくら万能性が高いからといって酒粕も食品の一つであって、賞味期限というものが存在します。

 

今回は酒粕の熟成変化に基づいた保存方法を紹介しました。保存の仕方や期間によって熟成変化をある程度操作できるので用途にあった保存をすることで酒粕を自在に使いこなすことができます。

 

参考:酒粕からアルコールの飛ばし方は?時間はどれくらい?

 

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