引越しの時に忘れてはならないことにライフラインの解約と契約があります。
水道は、市区町村にある水道局に連絡をして使用中止や使用開始の手続きを取らなくてはなりません。
そこで今回は、引越しする時の「水道」の手続きについて詳しくご紹介します。
引越しする時の水道の使用中止連絡はどこにすれば良い?
地域の水道局の場所なんて全然知らない・・・と言う人も多いのではないでしょうか。生活の中では、電話と郵送、インターネットで話が済んでしまうので、実際に足を運ぶことはまずないと思います。
引越しをする時に手続きのために必要なのが、メーター検針票や請求書、領収書に書かれている「お客様番号」です。
電話での連絡の場合は住所や電話番号で確認が取れますが、インターネットで申請をする場合は「お客様番号」は必須ですよ。事前に準備しておくようにしましょう。
また、現在の住まいと新居の両方で手続きが必要になるので、ご注意下さいね。
引越す前の住居の水道を使用中止にする方法とは?
引越しする日が決まったら14日くらい前には水道局へ連絡してしまいましょう。忘れていると、住んでいないのに基本料金が発生してしまいますので要注意です。
電話で使用中止の手続きをする場合
地域の水道局によって請求書の様式はさまざまですが、「引越しする時に連絡する電話番号」と言うのが記載されているので、確認してください。
また、同じ請求書の中に、「お客様番号」が書かれていますので、そちらも確認します。名義人や住所の確認もあるので、請求書や検針票を手元に置いて連絡しましょう。
電話をすると、引越し日を聞かれますのでこちらにいる最終日を伝えます。すると、検針日から最終日までの間の料金を日割り計算してもらい、その支払い方法を決めることになります。
インターネットで手続きをする場合
インターネットで手続きをする時に必ず必要になるのが「お客様番号」です。この番号は必須なので、検針票や請求書、領収書などを手元に置いた状態で申請してください。
申請内容は電話連絡と同じです。
日割料金の支払い方法
- 最終日の検針係員に集金してもらう
- 新居へ請求書を送ってもらい、振込用紙を送付してもらう
- 今までの支払い方法と同じ「口座引き落とし」「クレジットカード払い」で支払う(地域によってはできない)
最終日になると、検針係員が来てメーターを確認して終了です。自分は特にすることはありません。
新居の水道の使用開始はどこに連絡すれば良い?
新居の水道の開栓は、そちらの地域の水道局に連絡することになります。
賃貸物件の場合、部屋の中にライフライン開設のための申請用紙がまとめて置かれているので、その用紙に記入して投函します。ハガキの用紙の地域もあれば、複数枚の用紙と封筒が用意されている地域もあります。
引っ越し前に何度も行けないような離れた土地へ引越す場合は、部屋を決めた時にすべて手元に持っているようにした方が良いです。
インターネットでも申請できますが、ほとんどの場合申請書に印字された新しい「お客様番号」の入力が必須になりますので、手元に番号がないと早めに申請することが出来なくなってしまいます。
また、水道に関しては地域の水道局によって用紙から開栓手続きまで、さまざまな違いがあります。新居の部屋に置いてある申請用紙と一緒に「水道局のしおり」も入っているので、必ず読むようにしてください。
何日前までに開栓手続きをしなくてはならないかによって、引越し当日に水道が使えない事態に陥っては大変です。また、地域によっては自分で元栓を開栓する必要があります。
開栓方法などは各水道局のHPで詳しい申請方法が紹介されているので、よく確認するようにしましょう。
参考:しっかりチェック!引越しの際に手続きが必要な書類関係まとめ
引越す時の水道使用中止~水道使用開始までの流れ
ライフラインの中止や開始手続きは、引越しの14日前には始めるようにしましょう。忘れてギリギリで慌てたり、そのまま引越してしまって料金が発生してしまわないように注意しましょう。
1.引越し日が決まったら水道局に連絡しましょう。
- お客様番号
- 住所
- 契約者
- 引越し日(使用中止日)
- 日割り精算支払い方法
2.新居のライフライン申請書を確認してください。部屋にない場合は地域の水道局に連絡して用紙を送ってもらいましょう。
3.給水申込書に使用開始日を記入して申し込みます。(インターネットはお客様番号必須)
4.使用中止は自分で元栓を閉める必要はありません。検針係員が最終確認しますので、日割り精算分を集金する場合はその時支払います。
5.新居での使用開始は、自分で開栓する必要がある場合があります。蛇口をひねっても水が出ない場合は水道局のHPを確認するか、電話で確認してください。
まとめ
水道局へ連絡する時は、とにかく「お客様番号」が必須です。
「検針票」「請求書」「領収書」のどれでも必ず記載されているので、手元において電話かインターネットで申請するようにしましょう。
手続きは、引越す前の住居と新居の両方でする必要があります。引越し14日前辺りには両方とも手続きをしてしまいましょう。同時にしてしまえば手続きし忘れることもありません。
賃貸物件は、ライフラインの申請書がまとめてビニール袋に入って置かれている場合がほとんどですが、見当たらない時はその場で連絡して用紙を送ってもらうようにしましょう。
参考:水道水って飲めるの?飲む時の注意点はある?おいしく水道水を飲む方法!