「あなたのいびきがうるさくて眠れない」と同室の人に文句を言われても、寝ている間のこと、どうしてよいかわかりませんよね。

 

簡単に抑える方法はあるのでしょうか?いびきの種類にもよりますが、すぐに実践できる方法をご紹介!

 


スポンサーリンク

いびきを簡単に抑えるには?原因や対処方法とは?

いびき 睡眠不足 口呼吸

 

あなたがどんないびきをかいているのかをまず知りましょうね。普段はかかないけれども、たまにかいてしまう「散発性いびき」の方は、アルコールを飲んでいる時か、寝姿勢が仰向けであったりとか、鼻炎で鼻が詰まっている時とか、万歳をして寝ているとか、疲れている時とかが考えられますよ。

 

これらはすべて空気の通り道である上気道を狭めてしまう原因となる状態です。いびきは、空気の通り道が狭いために呼吸のたびに粘膜を振動させてしまって出る音ですよ。

 

  • アルコールの摂取でいびきをかいてしまうのであれば、アルコールの摂取を控えましょう。
  • 寝姿勢であるのならば、横向きに寝るよう心がけましょう。
  • 一時的鼻づまりでしたら、鼻腔を広げるグッズやマスクをして鼻呼吸できる対策をしましょう。
  • 疲れているときは、一人寝しましょう。もしくは同室の人に宣言しておきましょう。

 

習慣性いびきであったらどうしたらよいの?

いびき ダイエット 口呼吸

散発性であればいびきの原因に対処すれば比較的簡単に抑えることができますが、習慣性で日々いびきをかいている場合は、病気の場合も含め深刻ですので簡単には対処は難しいかと思います。

 

深刻ないびきというのは、「睡眠時無呼吸状態を伴ういびき」の場合をいいます。この場合は医療機関で治療を行い、原因をはっきりと突き止め対処したほうが良いので、治療をオススメしますよ。

スポンサーリンク

 

しかし、肥満体型だったり、口呼吸の癖がついている、鼻の問題を抱えている、喫煙者などという原因を持っている場合には、それらを改善することによっていびきも改善する可能性がありますよ。

 

肥満体型であると、空気の通り道である場所にも余分な脂肪がついてしまい呼吸が困難になりやすくなってしまいます。しっかり空気が通らないので、一生懸命空気を取り込もうとするために大きないびきとなってしまいますので、まずは、ダイエットをして脂肪を落としてみましょう。生活習慣と食生活の改善をオススメします。

 

ちなみに、我が家の旦那さんはダイエットで現在8キロ落としましたが、いびきをかく頻度が格段に減りましたよ。

 

口呼吸については、鼻呼吸よりも口呼吸の方が空気の通り道が狭くなりやすいという人体構造の問題ですので、癖になっている場合であれば、昼間より鼻呼吸の練習をして習慣づけましょう。朝起きて口の中がカラカラで喉が痛くなっていることが多い人は口呼吸で寝ている可能性が高いですよ。鼻腔を広げるグッズや口を閉じるグッズなども販売されていますし、「鼻で呼吸」と常に意識をするだけでも違いますよ。

 

鼻に問題を抱えている場合は、耳鼻咽喉科で治療を受けましょう。鼻炎は鼻炎の治療を。鼻炎は鼻が詰まって口呼吸になりやすいですし、そのために喉が腫れている可能性が高く、空気が通りにくくなっていますよ。鼻筋がまっすぐでない場合も、鼻の中で空気が通りにくいためにいびきとなりやすいですので、専門の医療機関での相談をオススメします。

 

扁桃腺が肥大してしまって、空気が通りにくくなっている場合もあります。その場合は外科的に扁桃腺を切除して、のどちんこを短くする治療法もありますよ。

 

喫煙者の人も実はいびきをかきやすいといわれています。煙草を吸うことによって喉や気道周辺が慢性的に炎症を起こしていて、空気の通り道を狭くしているそうですよ。実際に、喫煙者は非喫煙者よりもいびきをかく割合が倍以上とのことです。いびき以外にも健康にリスクを伴う喫煙ですから、禁煙をオススメしますよ。

 

いびきは、うるさくて周囲の人に迷惑をかけるだけでなく、本人が熟睡できなかったり、睡眠時無呼吸症候群やその他の病気を伴っている場合もあり、簡単に対処できる問題でない場合がありますので、早めの自覚と対処をオススメしますよ。

 

スポンサーリンク