いや~な音ってありますよね。夏の深夜、耳元で「プーンプーン」と聞こえるモノならイライラ!さらに刺されるともっとイライラしますよね!大人は掻く事が出来ますが、赤ちゃんが刺されると本人は何も出来なくて可哀そうで仕方がない。守れるのは大人しかいませんよね!どんな対策を取れば、蚊から赤ちゃんを守れるのでしょうか。

 


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蚊の対策をする前に蚊について知っておくべきこと!

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まずは蚊について知っておきましょう。別に天敵の情報なんて知りたくもない!なんて言わず、目を通して下さいな。

  • まずは蚊にもオス・メスがいますが、血を吸うのはメスの仕事です。蚊にとって動くためのエネルギー源は糖分。産卵の為の栄養源を求めて、人が出す皮膚の匂いや温度を感知します。でも人間の血だけで生きている訳ではなく、ちゃんと花の蜜などを吸って生活しているのです。つまり、人間で言う妊婦さんが栄養を求めてたくさんご飯を食べようとしている状態という事です。なんだか退治しづらくなりそうですね・・・。

 

  • 次に、蚊の移動範囲はマンションの3階くらいまでと言われています。一戸建ての住宅だと余裕で2階も飛行しますね。でも「私はマンションの5階だから飛んで来ないわ♪」なんて余裕は持てません。蚊はエレベーターも乗るし、人に引っ付いて昇ってくる事もあります!簡単に言うと、自力での飛行で3階以上は無理でも、他力での3階以上は簡単に昇ってくるのでご注意です!玄関の扉を開ける際は、まわりに蚊がいないか確認しましょう。

 

  • 夏の蚊で有名なのは、
  • ヒトスジシマカ(ヤブ蚊)
    全身がシマシマ柄で、草むらなどによく生息しています。4月~10月頃の朝方、夕方の基本涼しい時間帯に活動的。夜は休んでいるので活動しません。
  • アカイエカ
    こいつが寝ている時に耳元で「プーン」と音を立てる正体です!茶褐色の大きめな蚊で、4月~10月の夜に活発活動します。日中は暗がりや涼しい所でジッとしています。刺されると大きな腫れと痒みが特徴。
    冬ではチカイエカという蚊もいて、冬に刺されるとコイツです。

 

  • ただ蚊に刺されて痒いだけならまだしも、感染症になる危険性もあるので厄介です。蚊は吸血する際に自分の唾液を注入します。この唾液の中には病原中やウィルスが入っており、これが危険な感染症を引き起こす原因に。最近では「デング熱」ですよね。この他だと日本脳炎、マラリア、黄熱などの感染症がありますが、高い発熱や嘔吐などの症状が出る事もあるので、十分注意が必要です。

 

この時期、虫刺されに気を付けるのは赤ちゃんだけじゃない?!⇒飼っている犬や猫が蜂に刺された場合の対処法とは?

 

蚊から部屋にいる赤ちゃんを守ろう!

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感染症の危険から、蚊に刺される事を放っておかずにキチンと対策を取りましょう。特に赤ちゃんは蚊に刺されやすい体質を持っているので気を付けなければいけません!赤ちゃんは新陳代謝が大人よりも良く、呼吸数も多い事から二酸化炭素(炭酸ガス)が多く発生します。さらに赤ちゃんの皮膚は薄いため毛細血管が表面にあり、体内の熱が外に出やすい構造になっています。蚊はそれらに反応して多く寄ってくるのです。

 

<対策方法>

まずは蚊が部屋に進入しないように対策をしましょう。窓を開ける際は必ず網戸をし、開閉の時は網戸の外側に蚊がとまっている事があるので、軽く叩いて追い出します。取り込んだ洗濯物にもくっ付いてくる事もあるので、気を付けましょう。

 

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  • 蚊帳

寝る際に使用します。今ではあまり見かけない蚊帳ですが、蚊に刺されない為の道具として優秀です。薬を使う事もなく、健康面を気にせず安心して使う事が出来ます。昔は当たり前に使っていたのですが、現代では部屋が狭くなる、スプレーや薬剤の進化もあって減少しているようです。ちゃんと布団用とベッド用が販売されているのが嬉しいですね。

  • ハーブを置く

蚊はハーブ類が苦手!室内にハーブを置くだけでも少しは違うようです。ミントやレモングラス、バジルやユーカリ、タイムなどが有効。料理やリラックスにも使えるので、栽培目的でしても一石二鳥ですね。庭があればガーデニング、庭が無ければプランタや植木鉢でも育てられます。

  • 市販のグッズを利用する

最近は色々とグッズが売られていますよね。吊り下げタイプ、置き型タイプ、スプレータイプ、煙タイプ、挙げれば多いですが、目的別に使う事をおススメします。このタイプで気になるのは、体への影響です。蚊取り線香や蚊取りマット・リキッドにはピレスロイドという成分が含まれており、これは天然の除虫菊から取れるピレトリンという成分に似せた化合物です。哺乳動物には毒性は低く、人には安全性が高いとは言われます。ただ、やはり蚊を殺せる成分ですから、人への影響は少なからずあるのではないかと思いますが・・・。

  • オーガニック蚊取り線香

上記の薬が苦手だったり、赤ちゃんへの影響を心配される人はハーブを使った蚊取り線香がおススメです。国産で値段は少し高いですが、殺虫成分が含まれていないので安心して使えます。

 

3番の市販で「吊り下げるだけで虫を退治」という文句を聞きますが、本当に効くの?と疑問に感じる人も多いはず。実は以前に、消費者庁から4社へ「効果が不十分なので改善するように!」と言う措置命令が出ているのです。その命令が出た原因が、吊り下げタイプを風通しが良い所に下げると、虫が嫌う成分が残りにくくて効果が不十分だったそう。現在は改善されてまた販売されているようですが、効果があるのか無いのかは使ってみないと分かりませんね。市販のモノで好評なのが、スプレータイプです。網戸にスプレーをかけると虫が寄り付かなくなった!という声も多々あり、虫を直撃で退治出来るのも良いようです。また、部屋に1プッシュするだけで蚊を寄せ付けない空間にしてくれるタイプも効果があるそう。

 

<外出の際の対策としてすべきことは?>

外に出る時も蚊への対策は必要ですよね!

  • 肌の露出を避ける

まずは肌をなるべく見せない事です。暑いからついついノースリーブを着せてしまいがちですが、なるべく薄手の長袖や夏用のパーカーなどを着せて対策しましょう。

  • 洋服の色を考える

蚊の好みは濃い色。黒っぽい服はなるべく避け、白や黄色など明るい色の服を意識しましょう。

  • 汗をかいたらすぐに拭こう

蚊は汗に反応します。特に赤ちゃんは汗っかき!汗をかいたらこまめに拭いてあげましょう。汗疹予防にもなります。なるべく日陰を通り、汗をかかない工夫も必要です。

  • 肌が露出するなら虫よけ剤を使う

肌を全て隠すのは無理なので、露出する部分には虫よけ剤を塗ってあげるなどの工夫をしましょう。外出の直前に塗り、時間が経つと汗やタオルで落ちてしまうので塗り直しをしてあげます。日焼け止めを塗る場合は、先に虫よけ剤を塗りましょう。

 

虫よけ剤では、皮膚に塗るタイプ、貼るタイプと様々。赤ちゃんに塗るので殺虫成分が気になりますよね!一般的には、皮膚につけるタイプにはディートと言われる成分が含まれており、これが蚊が人を感知するのをシャットアウトするのです。ディートを含む製品は、子供への使用の目安が定められており、月齢や年齢によって使えない場合もあるので注意が必要です。

  • 6ヶ月未満・・・使えません
  • 6が月以上~2歳未満・・・1日1回
  • 2歳以上~12歳未満・・・1日1~3回

キチンと注意事項を守って使うようにしましょう!

 

まとめ

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最近は冬でも暖かいので、蚊は1年中ウロウロしているようです。小さくても怖い生き物なので、赤ちゃんをしっかり守ってあげましょう!

 

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