お彼岸 過ごし方 マナー 仏壇 飾り方段々と気温も暖かくなってくる頃には、各家庭お彼岸の準備をしているところも多いかと思います。

 

日本の文化が時代とともに現代風に変わっていってる中、本来のお彼岸の過ごし方や仏壇の飾り方などの正しい方法とは一体どんなものなのでしょうか?

 

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お彼岸とは?

お彼岸 過ごし方 マナー 仏壇 飾り方お彼岸ということばは耳にしたことがありますよね。では、いつのことでしょう?

 

彼岸は、春と秋にあります。それぞれ、国民の祝日である春分の日と秋分の日を中日として前後3日間、計7日間あります。祝日法では、春分の日は、「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」、秋分の日は「先祖を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」と定められています。

 

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ちなみに、今年2015年の春のお彼岸の日程とは、

 

  •  彼岸入り:3月18日
  • お中日:3月21日(春分の日)
  • 彼岸明け:3月24日

 

となっています。「彼岸」という言葉は、もともと仏教用語なんですよ。そして、仏教行事「彼岸会」は日本独特の行事で、他の仏教国にはないものなのだそうです。

 

「彼岸」とは、私達がいる煩悩だらけの世界「此岸(しがん)」から解脱した悟りの世界へ到達「到彼岸(とうひがん)」するための期間のことをいいます。涅槃(悟りの世界)に達するのに1日1つ修行をして6日、中日に先祖に感謝して全7日かけて、修行を完成させます。つまり、お彼岸の一週間は、修業期間なのですね。

 

お寺では、この時期に「彼岸会」という法会が開かれ、先祖供養が行われます。

お彼岸の正しい過ごし方は?

お彼岸 過ごし方 マナー 仏壇 飾り方皆さんはお彼岸をどう過ごされていますか?お彼岸にもお盆のように決まった過ごし方があるのでしょうか?お彼岸の期間中は、お墓参りに出かけましょう。

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お寺に縁がなく彼岸会の法要には出なくても、この一週間は善い功徳を積む期間として、お寺やお墓参りをし、仏事をすることで、功徳があると言われているそうです。

 

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お彼岸というとお墓参りを思い浮かべる人はそれで大丈夫ですよ。家族全員で日頃の報告や先祖への感謝をする大切な日本の習慣です。お墓の掃除をして、雑草なども取り除いた後に、お線香をあげ、お花をお供えします。

 

お供物は、お菓子や果物などをお供えしますが、食べ物のお供えは、お参りのあとで下げるようにしましょう。

 

また、祝日なので遊びに行くという方もいるでしょう。お彼岸の時期は気候が良いので、お墓参りにかこつけて外出するという側面もあったそうです。ですから、せっかくですのでお墓参りと一緒にドライブや小旅行もいいのではないでしょうか。

正しい仏壇の飾り方は?

お彼岸 過ごし方 マナー 仏壇 飾り方お盆ですと、地域によってそれぞれ特徴があるものの、ご先祖様をお迎えするにあたって飾り物の用意をし、お供えやら様々な準備が必要ですよね。なんだか知らないと大変なイメージがあります。

 

では、お彼岸は何か正しい飾り方があるのでしょうか?

 

実は、お彼岸はお盆と違って、決まった飾りつけをする必要がありません。お仏壇をきれいに掃除し、花や季節の果物などをお供えします。精進料理を供えるところもあるようです。ただ、お彼岸と言えば決まったお供えがひとつ思いつきますよね。

 

春は「ぼたもち」秋は「おはぎ」です。

お彼岸 過ごし方 マナー 仏壇 飾り方これを仏壇に供え、家族も一緒にいただきますよね。「ぼたもち」も「おはぎ」も同じものなのですが、なぜ呼び方が違うか分かりますか?実は3月に咲く花の牡丹にちなんで「牡丹餅」から「ぼたもち」9月に咲く萩にちなんで「御萩餅」から「おはぎ」なのだそうです。

 

さらに、「ぼたもち」がこし餡で「おはぎ」が粒餡なのは、一説には収穫してから日が経って小豆の皮が固くなる春には皮を取ってこし餡として、収穫したての秋は皮が軟らかいので皮ごと粒餡にしたとのことです。今では、春でもおいしい粒餡が作れますが、伝統は守られているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

 

お彼岸とは決まった形で固められているわけではなく、しっかりとご先祖様を供養しましょうということだったんですね。

 

お墓参りの際はしっかりとキレイに掃除をしお供えをしてご先祖様を供養しましょうね。

 

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