最近、お部屋をすごくキレイにしている男性芸能人がテレビに出ることが多く、またその徹底ぶりに驚いてしまいます。
でも、男性は一般的に自分の城を構えると、キレイにしたいと思う人が多いようで、雑誌に出てくるような部屋つくりに燃えている人も大勢いるようですよ。
その人たちが口をそろえて言うのは、「必要なものしか置かない!」と言う事です。ただし、必要な物かそうでないかは個人の趣味、嗜好がありますので、「どれ」と言うことではないのが難しいところです。
そこで今回は、男性が一人暮らしをする上で必要なものを考えてみましょう。
一人暮らしをする上で必要なものは?~男性編~
ひと昔前は、就職してある程度したら男の子は独り立ちするもの・・・と言う観念がありましたが、今は社会情勢がそうさせてくれず、暮らしていける収入が無い場合もあり、実家暮らしの男性も意外と多いのです。
いざ一人暮らしとなると、限られた収入の中でやりくりしなけばなりませんが、すべて自分の責任において生活することは、人生経験で大きな成長を手に入れることが出来ます。
確かに夢を見ているだけでは、すぐに行き詰ってしまうので、始める前に生活できるか試算することは大切です。家賃も「たぶん大丈夫だろう・・・」なんて見切り発車してしまうのは厳禁です。
身の丈にあった物件を探すのが一人暮らしを充実させるコツです。家賃のベースが決まれば、あとは場所や間取りで気に入ったものを探していきましょう。
一人暮らしを始める男性に多い失敗とは?
一人暮らしを始める時に男性にありがちなのが、最初に大型の家具を買ってしまう事です。ベットやテレビ台、オーディオ家具などで雑誌から飛び出したようなおしゃれな部屋を作り上げようとしてしまいます。おしゃれな部屋つくりは、まず家具の数や大きさ、バランスが良くないと成り立たないと考えましょう。
家具店で「このソファとの出会いは偶然じゃない」などと思い込んで、部屋の広さに似つかわしくない物をドーンと置いてしまうのも男性の家具選びでのあるあると言えます。想像だけで買ってしまい、部屋に入れたら思っていたコーナーに収まらず、最初からトンチンカンな部屋になるなんてことは良くある話なのです。
まずは、カーテンや照明器具などどうしても必要なものと持参した荷物を確認してからじっくり家具選びをしていきましょう。
また、趣味の物を飾るショーケースや棚を先に準備する事が多いのも男性です。そのせいで生活用品の収納が間に合わなくなり、周囲がゴチャゴチャしてしまっては、せっかくのショーケースも台無しです
必要最低限の収納用品も十分に考慮して部屋作りをしていきましょう。クローゼットの使い方ひとつでも部屋をスッキリさせることが出来ます。
「こまめにお掃除できるか?」と自問自答し、「今は出来る気がする!」と答えが出たなら不安材料です。生活スペースには出来るだけ物を置かないようにするため、必ずクローゼットなどの収納スペースのある部屋を選ぶと良いです。
性格的にキレイ好きな人は、実家で生活してた時から自室は整頓されていたはずです。念願の自分だけの部屋だから、これからはキレイにするぞ!と言う気持ちは、中々長持ちすることはありません。
男性の一人暮らしはクローゼットを上手に使う!
収納スペースには限りがあります。そのため、まず不要な物を持ち込まないことが大事です。実家で荷造りする時に、「これはまだ着れる」と何年も着ていないような洋服まで持ってくるとすぐに一杯になってしまいます。
衣類は生活している間にどんどん溜まってしまうものです。そのため、最初はクローゼットがガラガラの状態から始めるようにしましょう。実家で数年着ていない洋服は、この先も着る事はまずありません。
また、クローゼットの中に引きだしタイプの衣装ケースをギッチリと入れることがありますが、洗濯物をたたんで収納することはかなり面倒なことです。そのため、男性におすすめなのが靴下と下着以外のものはすべてハンガー収納する方法です。
引っ越してほやほやの時は、「これはTシャツ」「こっちはYシャツ」などとキレイにしまっても、仕事から疲れて帰ってくるとたたんで仕舞う気力もありません。そうなると、お気に入りのソファの上には洋服が山積みに・・・なんてことになってしまうのです。
洗濯してハンガーで干したら、そのままクローゼットに収納してしまえば出しっぱなしにすることもないし、手間も省けます。洋服が山積みになり始めると、片づける気力が失せて次第に部屋が不衛生になるのです。
始めはこれくらいの量に抑えておくと楽です。ここにスーツが加わり、さらに靴下や下着を入れるBOXが入ることになるので、最初からパンパンだとすぐにクローゼットが溢れだしてしまいます。
男性の性質として、理想とかけ離れてくるとどうでも良くなってしまい、どんどん手を抜く傾向があります。最初はキレイに住もうと思っていたのに・・・気が付けば汚部屋になり、彼女も呼べないなんてことにならないようにしましょう。
男性の一人暮らしに必要な物は「最初から詰め込みすぎない!」と言う強い意思だと言うことですね。
イケてる男性の一人暮らしはキッチンも充実!
キッチンが女性の持ち場だった時代はスッカリ昔の話です。今や男性も「得意料理はこれ!」と言えるくらいの「鉄板レシピ」を最低3~5つ程度は持っていたいものです。
何も凝った料理を覚える必要はなく、
- 炒め物が出来る
- お魚が焼ける
- カレーが作れる
- パスタが作れる
と言ったもので良いのです。凝った料理は、その料理のために普段は使わない調味料が必要になり、これはまた不用品を溜め込むことになりますので良くありません。
実家でたまに家族に料理をふるまったり、自分の食事を作った時など、後片づけは誰がしてくれていましたか?最後にキッチンのゴミの処理まで出来ていたなら一人暮らしの自炊も心配ないですね。
参考:朝食は簡単に作れる!時間がなくてもスグできる栄養満点レシピ
後片づけは人任せだったと言う人は、「料理は作るより片づける方が大変!」と言うことに始めて気が付きます。すると、どんどんやる気がなくなってしまいます。
なので、できるだけフライパンひとつ!ザルやボウルも最小限にしか使わない料理を覚えるようにすると良いです。また、ウィークデイはお惣菜やお弁当、外食と割り切り、週末だけは自炊にチャレンジするのも良いかもしれません。
もともと男性の方が繊細なところがあるため、こだわりが強く、その分料理の上達が早くて美味しい物を作ると言われています。
また、自炊を充実させると、自然に食費の計算が必要になるため家計にも強くなり、さらに健康な体を維持し肥満を防ぐことが出来ます。生活習慣病は万病の元ですので、経済的な面も食生活も自己管理できるように頑張りましょう。
社会生活は「冠婚葬祭」や付き合いなどがたくさんあり、突然の出費があることを想定して生活しなくてはなりません。「今月はちょっとピンチ」なんてこともあるかもしれませんが、毎月ギリギリのお財布では大人の生活が成り立っているとは言えません。
やりくり上手になることで、「趣味」「付きあい」「デート」「旅行」などもしやすくなり、生活が充実します。家計簿まではいかなくても、毎月の収入と出費の算段はつけるようにしましょう。一人暮らしは、フリーな時間が増えますがやる事も増えます。でも、いつやるかは人から指図されることもないので気楽ですね。
片付けや掃除も「今やろうと思ってたのに!!」と言う言い訳をすることがなくなり平和な気持ちになりますが、あまりにも放置しておくと、「いったいいつやるの?」と自分に問いかけることになるのでお気を付けください。
まとめ
一人暮らしを始める上で男性に必要な物は「最初から物を詰め込まない!」と言う意思です。持ち込む荷物も極力少なくして、大きな家具は住んでから考えた方が間違いありません。
整理整頓が得意でない場合は、出来る限り手間を省ける生活をするようにしましょう。クローゼットはハンガー部分が多いところを選ぶと、洗濯後にそのまま収納出来てかなり楽です。
自炊は難しいことに挑戦するのではなく、片づけることを考えて作るようにしましょう。
一人暮らしは、気ままで楽しいものですが、楽しさを持続させるためには自分なりのルールも必要なのです。
参考:賃貸マンションの壁に穴が開かない画鋲が登場!他の画鋲と何が違うの?