扉をしめてしまう場所は、お掃除が行き届かない場所になりがちです。
開けたときには「あ~お掃除しなきゃ」と思いますが、用事が済んで閉めてしまうと忘れてしまうこともないですか?
そのため、そんな忘れがちなクローゼットのお掃除ほど「やりやすさ」が求められます。
そこで今回は、クローゼットの掃除のコツや、頻度はどれくらいが良いのか解説いたします。
クローゼットの掃除のコツ!すぐに引き出せる収納にしておく!
クローゼットの中は、衣類の出し入れで出るホコリや繊維、吹き溜まりとして溜まるチリやホコリで、衛生面でも問題になるほど汚れています。
締めっぱなしのクローゼットなどは湿気も高く、臭い汚れも発生し、これでは虫の宝庫と化します。
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ウォークインクローゼットほど広いと、1部屋分のお掃除労力が必要になりますが、押し入れほどの広さであれば、あえてクローゼットの掃除だけ独立させずに、部屋の掃除と一緒にやってしまいましょう。
「えっ?毎回全部出すの?」と心配になるかもしれませんが、この場合の掃除は床面のことに限ります。
そのためには、収納家具をヨイショと出すのは大変なので、スムーズに出せるようにしておくと言う、前準備が必要になります。
すべての物を床に直に置かないようにしておくと良いのです。
下にキャスターがついている収納家具にすると、簡単に出し入れ出来て掃除もかなり楽になります。
直に置いてしまっていると言う人は、買い替えることはありません。キャスター付きのスノコや台に乗せて隙間をつくるだけで掃除のしやすさが大きく違います。
こちらの台はニトリで1.195円で購入可能です。
チャレンジしてみる気がある人は、DIYでキャスター付きすのこを作ってみてはいかがでしょうか。
また、移動できなくても下にスペースがあると、ワイパーや掃除機のノズルが入るので、お掃除が簡単な上に通気性も確保されてダニの発生なども抑えることが出来ます。
目的は掃除がしやすいと言う事なので、床面や角に掃除用具が入れば良い訳です。こうなれば、部屋の続きでスムーズにワイパーをかけてしまうことが出来ますね。
クローゼットの掃除が「大掃除」→「掃除」に変わってきませんか。年に2回の衣類の入れ替え時や年に1回の年末の大掃除だけに集中して掃除しようとすると、出てきたホコリに仰天してしまいます。
締め切ったクローゼットの中をダニや衣類虫などがピョンピョン飛び回っているのは想像したくないですね。
クローゼットの掃除の頻度はどれくらい?
出来れば毎日やりたい部屋のワイパー掃除ですが、2~3日に1回くらいが一番多く、あとは週末のお休みの日に掃除機をかけている人が多いようです。
クローゼットは、ワイパーと掃除機のどちらでも良いので、せめて週に1回程度は床のホコリを取り去るようにしましょう。
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それ以上になるとホコリの量も多くなり、「ついでにサッと」と言うわけにはいかない掃除が必要になってきます。クローゼットの上部や天袋に関しては、最低でも月に1回は掃除機などでホコリを吸い取るようにしましょう。
掃除のたびに目にしていれば、仕舞いっ放しで忘れてしまう事もないし、もし本当に必要のないものであれば、捨てるきっかけにもなります。
日ごろ使わないものや季節用品を入れておくことが多いので、「次のシーズンまでおやすみなさい」と言う感じになりますが、お掃除まで来シーズンに持ちこしてしまうと、スッカリホコリをかぶってしまいます。
そうなると出した時の掃除がまた大変になり、結局大掃除になってしまうのです。溜りきったホコリは1回の掃除くらいではキレイになりませんよ。カビが生えている恐れもあります。
上部や棚にはハンディタイプのワイパーがおすすめ!
テレビやテレビ台、食器棚や本棚の掃除に良く使われるハンディタイプのワイパーは、クローゼットの上部や棚にも使えます。
床の日と、ハンディの日を交互にすると、いつでもどこでもキレイに生活できますね。
どちらも、部屋の掃除の延長でやってしまいましょう。
まとめ
クローゼットの掃除は、部屋の掃除の流れでやってしまいましょう。クローゼット掃除を独立して考えないことが決め手です。また、掃除しやすいクローゼットにしておくことが大事なので、収納家具は直に置かないようにしましょう。
床掃除の日とハンディタイプを使う日と分けて掃除すると、負担が少なくて済みます。
年に数回、重い腰を持ちあげて掃除していると、全体的にカビ臭かったり、ザラツキがひどくなり、簡単にサッとできる掃除ではなくなってしまいます。面倒な薬剤を使った掃除などは出来るだけやりたくないですよね。
そのためには、最低でも週に1回は床面を掃除して、月に1回は上部の棚を掃除しましょう。
クローゼット掃除が面倒に感じなくなると、普通のお掃除の時も流れでやってしまうようになり、清潔なクローゼットが保てるようになります。
こまめにサッとホコリをとってしまうことがお掃除をどんどん簡単にしてくれて、どんどんキレイな部屋になるのです。