無類のお風呂好きと言う人もいますが、お風呂はシャワーしか使わないと言う人も多いですね。
それでも、まったく湯船につからないと言う人は、半分もいないのです。意外と湯船に浸かっているようですね。
心配なのは、湯船にお湯を貯める時ににかかる水道代やガス代です。
そこで今回は、一人暮らしのお風呂で、湯船にお湯を貯める頻度や節約方法などをご紹介いたします。
一人暮らしのお風呂は湯船に貯める?
季節にもよりますが、全国的に60%程度の人は、冬は毎日湯船に浸かっているそうです。やはりお風呂大好き日本人の血ですかね。入らずにはいられないと言う感じですね。
参考:一人暮らしで光熱費の平均っていくら?スグできる節約法5選
入る理由として1番は「リラックス効果を求めて」と言う意見です。清潔にしたいと言う理由を上回っているところを見ると、みなさん毎日疲れているのですね。
日本人は調和を重んじるので、それだけ周囲にも気を使い、心身ともにクタクタですよね。
ところが一人暮らしとなると、毎日浸かるのは一気に半分の30%ほどになってしまいます。面白いことに、いっさい湯船に浸からない人も30%ほどです。
本当は入りたいのだけど、誰もお掃除してくれないし、光熱費もかかってしまうのがいやだから・・・と言うことが理由のようですが、一人でたくさんのお湯を使うのはもったいないと感じてしまう人もいるようです。
さすがに夏になるとシャワーだけと言う人がグンと増えてしまいます。確かに、湯船に浸かるとしばらく汗が引かなくなりますよね。暑い時期はそれが嫌でお風呂を敬遠しがちになります。
日本人の体は冷えに弱いので、大昔から湯船に浸かる文化が続いています。湯船で体を温めると、血行促進効果やストレス軽減効果、免疫力強化など良いことばかりです。
ただし、寒い時期のヒートショックには十分に注意しなくてはなりませんよ。温かい部屋から急に寒いお風呂場へ入る事で、急激に血圧が上昇してしまい意識を失ったり、命を落とすこともありますのでとても怖いのです。
お風呂の湯船は週に何日貯める?節約術はある?
では、実際に湯船に浸かる頻度はどれくらいが1番良いのでしょうか。
実は、毎日ボディソープなどで体の油分を落としてしまうと、皮膚の保護材が無くなり、乾燥してウイルスや菌に感染しやすくなると言われています。
参考:パイプユニッシュは神!お風呂の髪の毛をキレイに溶かす方法!
湯船には浸からなくてもシャワーは毎日入っているので洗ってしまってますよね。わざわざ体が自分を守るために出している油分を落としたくて入っているのです。
そのため、入浴後は乾燥を防ぐためにクリームなどで保護しなくてはならないのです。わざわざ取り去ってしまったのだから、代用品が必要だと言うことになります。
さらに湯船に浸かると体についている菌やダニの除菌になっている効果もあるのですが、これらの菌は多少ついていた方が良いのです。まったく無菌の状態になると人はあっという間に他の菌に感染して病気になってしまいます。
特に熱めのお湯に肩まで浸かるのは良くありません。体への負担も大きいし、大切な菌の除菌効果が高すぎるのです。
皮膚やガス代を考えると、湯船は2~3日に1度の頻度で入るのが良いです。出来る限りの節約術を駆使して浴槽に浸かるようにしましょう。
まず、基本的にお湯張りは浴槽の半分程度のお湯しか貯める必要はありません。体で考えると、入った時にみぞおち辺りまでのお湯に浸かる半身浴です。お湯の設定もぬるめの38度あたりに設定しておきましょう。
必然的にゆっくり浸かることになり、20分ほどでタップリ汗が流れてきます。この入浴法は、体についている常在菌をすべて除菌することはありません。毛穴に詰まった油汚れだけが汗とともに流れて、臭いも取れます。
節約して入ることは、体のためにも良い入り方になると言うことになるのです。
今まで41度以上のお湯に肩まで入っていたのなら、お湯の量と温度でかなり節約することが出来るはずです。熱めのお湯じゃないと入った気がしないと言う人も、慣れてくるとタップリ出る汗に満足できるようになってきます。
最初は温度は好みのまま、湯量を減らして半身浴を始め、徐々に38度まで下げて行くようにすると良いかもしれません。
さらなる節約としてお風呂のお湯を洗濯に使うことは、若い人の中にも浸透しているようですね。しっかりしていて感心してしまいます。
もったいなくてお湯を貯められずにシャワーを使っていたと言う人は、今度は毎日シャワーの方が不経済かもしれませんよ。頭や体を洗っている間中出しっぱなしにしていたのだとしたら、かなりもったいない使い方です。洗濯にも使えませんしね。
節水シャワーヘッドに変えると、いちいち蛇口を閉めなくても手元でお湯を止めることが出来るので、節水しやすくなりますよ。
まとめ
湯船にお湯を貯めて入るのは2~3日に1回が肌にも経済的にも1番良いです。浴槽の半分ほどのお湯で半身浴が基本です。20分ほど入ると、タップリ汗が出てきます。
リラックス効果もある上に、湯量やガス代の節約もできますね。浴槽のお湯は今まで通り洗濯の洗いに使ってください。
毎日浸からないといられないと言う人も、少ない湯量になったので、入れ直しも追い炊きもかなり節約できるようになりました。
何も考えないでお風呂人はいるのと、節約を心がけるのでは、光熱費に何千円もの違いが出てきます。
排水口へと消えるお湯にお金をかけるより、浮いたお金で美味しい物を食べたり、貯蓄に回した方が良いと思いませんか。