引越し準備は、現在の住まいを退去することを考えると、最低でも1ヶ月前には始める事になります。
多くの人が、引越し=準備(荷造り)と考えがちですが、意外と大変なのが「後片づけ(荷解き)」なことをお忘れなく。すべて片付くまでが「引越し期間」ですよ。
そこで今回は、引越しに必要な期間について考えてみましょう。忙しい人はどうしたら引っ越しを乗り切れるのかなどをご紹介します。
引越しに必要な期間はどのくらい?
引越しは何と言っても荷造りに取りかかるのが大変です。何度も転勤を繰り返している人などは、慣れているので要領よく3日もあればバッチリ出来てしまうといいますが、初めての引越しでは何から手を付ければ良いのかわかりませんね。
実際に引越しの荷造りに費やした日数は、7~8日と言う人が多いようです。意外とギリギリになってから詰め込んでいるようですね。
実は、荷造りは1ヶ月前くらいからボチボチ始めるのがベストです。7~8日で出来るのに?と思いますが、その理由はギリギリだと不要な物の処分が間に合わず、要らないものまで荷物として運ぶことになってしまうためです。
引越しの荷造りは「断捨離」に最適なのです。一つづつ手にしてみると「要らないな」と思うものもかなり出てきます。また、新居にそぐわない物や、サイズ的に入らないものなど不要の意味もさまざまです。
いざ処分しようとしても、ギリギリになってからでは目的のゴミの日がすでに終わっていることもあるので、「不燃ごみ」「衣類ゴミ」「古紙」などは確認しておきましょう。
余裕を持って要らないものをより分け、荷物を減らしながら荷造りするようにしましょう。荷物が減れば、それだけ引越しでの荷物運びも、新居での荷解きも楽になりますよ。
参考:引越しした時にしておきたい水道の使用中止と使用開始の手続き
引越し期間は荷解きまで!早く済ませるには計画的に
新居で新しい生活が始まるとそれはそれで忙しくなってしまうことが多いですね。新しい仕事先やご近所さんたちとのコミュニケーション、慣れないスーパーでの買い物など、少しづつ色んなものに時間を取られてしまいます。
そうなると、まだ終わっていない段ボールの山の荷解きが負担になりますが、この時ほど、頑張って断捨離した結果を満喫できることはありません。
忙しい中、要らない荷物を出すために時間と労力を使わないためにも、荷造りが大事なのです。詰める時に、「再び段ボールから出すことが本当に必要な物か」と考えて荷造りし、「必要最小限」を目標とした荷造りをしましょう。
そして、出す時のことを考えて、中身がわかるように書きしるしたり、さらに色分けや番号表示など、開ける順番や利用頻度別にしておくなど、少しの努力をプラスするとさらに荷解きしやすくなるのです。
引越しは荷造りしだいですべてにかかる期間が決まってしまいます。いつまでも段ボール箱に埋もれた生活にならないようにしたいですね。
引越し業者さんにお願いできるのはどこからどこまで?
忙しくてどうしても時間が取れない・・・と言う人のために、引越し業者さんにお願いできるサービスがたくさんあります。パックだけの会社もありますが、細かくオプションで選べるようになっている会社もあります。
荷造りから荷解きまですべてお願いできるパックもあるようですが、自分の荷物ならある程度は自分で管理したいものですよね。小物や衣類は自分で詰めるので、キッチン周りだけを詰めてほしいなど、部分的に荷造りしてもらうことも可能なようです。
また、搬出後のお掃除をお願いできるサービスはとても助かります。体は一つしかないので、新居へ向かわなくてはならないし、お掃除までしていられないのです。
初めての引越しや、久しぶりの引越しなどでは、自分の手が回らない箇所さえ思いつかないことも多々あるので、引っ越し業者さんには細かいところまで相談して、進めていくのが引越しをスムーズに行うコツです。
色々教えてもらいながら、自分で出来るところと、お任せしたいところを決めていきましょう。
まとめ
引越しは後片づけのことまで考えながら進めて行きましょう。荷造りは1ヶ月前くらいから、不用品を捨てながらボチボチ始めるのが1番良いのです。
その月のゴミの日をチェックして、目的のゴミの日に間に合うように処分するものを出していきましょう。運ぶ荷物を「最小限」にすることが、引越し期間を「最短」にするポイントです。
忙しくて引越しに時間を取られたくない・・・と言う人は、お願いした引っ越し業者さんにお願いできるサービスについて色々教えてもらいましょう。
自分だけでは思いつかないこともあります。後片づけまでを早く済ませるために、相談しながらスムーズな引越しにしていきましょう。
参考:引越しする時に衣装ケースの中身は出すべき?そのままでもOK?