- 物件数が多い時期
- 引越し業者の価格が安い時期
- 不動産屋さんが親身になってくれる時期
など色々なタイミングがあります。1番良いタイミングとは、自分の引越しに何を求めているかによって変わってくるのです。
そこで、引越しに関係するさまざまな条件を考慮して、自分に取って1番良いタイミングを考えてみましょう。
引越しの条件を考える!自分に取って1番良いタイミングとは?
暑い時期の引っ越しは絶対イヤ!と言う人もいれば、季節なんてどうでも良いからとにかく何十件でも物件を見てから決めたい!と言う人など、引越しに対する1番の条件は人それぞれ違いがあります。
物件探しから引越しまでの期間は平均して2か月ほどです。と言う事は、1年の内の2か月をどこのタイミングに持って行くかと言うことになりますね。
そこで今回は引越しの一番良いタイミングについて調べてみました。自分はどのタイミングが良いか、引越しする時の参考にしてみてください。
とにかく物件数の多いタイミングで引っ越したい! [2~3月]
引越しする人の中には、自分が納得できる部屋がみつかるまで何十件も内覧して探す人がいます。毎日の生活を送ることを考えたら、それくらい数多くの部屋を見てから決めるのは良いことですね。
やっと気に入った部屋を見つけた時は、とても嬉しい気持ちになります。
1年のうちで1番物件数が多いのは、2~4月上旬の間です。この時期は、入学、就職、転勤と人の移動が多い時期なので、部屋の入れ替わりが激しいのです。
中でも3月~4月上旬になるとグンと空き部屋も増えますが、入る人も増えるので、ゆっくりと「キープ」しながら部屋を決めている時間はなくなってしまいます。
そのため、たくさんの部屋を見て探したい人は、空き部屋が増え始める2月から3月までの間が部屋探しのベストタイミングと言えます。
移動が終わるまでの引越し期間を2か月と考えると、2月から物件を探し始めて3月下旬が引越しの良いタイミングと言うことですね。ただし、この時期は引っ越し業者も大忙しなので、割引やサービスも少なく、料金的にはお得感は期待薄です。
それでもたくさんの中から選び抜いた、自分の気に入った部屋に住めることは何にも替えがたい喜びですよね。
とにかく安く済ませたい!低価格の引越しのタイミングは? [4月下旬~7月上旬]
引越しはとてもお金がかかります。
- 新居の初期費用
- 不要品の処分費用
- 引っ越し業者依頼
- あいさつ粗品(新旧)
- 往復する間の交通費
- 現住居の退去費
- 各住所変更手続きで有料なもの
この中で、時期によって予算を抑えることが可能なのが、「引越し業者への依頼」です。
引越し業者は、年度がかわる3~4月上旬がもっとも忙しい時期です。毎日フル稼働でやっとこなせるほどお客さんが立て込んでいるので、わざわざ料金を割引きする必要がありません。
そのため、安く済ませたい場合は反対に「引越し業者が暇な時期」を狙うと良いのです。
その狙い目の時期とは、「繁忙期が済んだ4月下旬~夏休み前の7月上旬」です。中でも「梅雨」とかぶる間はとくに割引やサービスが増えます。
引越し業者が暇な時期とは、引越しする人がいない時期と言う事、何も雨が降りやすい時期にわざわざ引越ししたいと言う人は少ないですよね。なので、少ないお客さんを自分の会社で捕まえるために、割引やサービスで競い合うのです。
引っ越し業者を選ぶ時は複数の会社から見積もりを取り、納得のいく業者にお願いしましょう。
不動産屋さんと相談しながら確実に良い部屋を見つけたい![6月~7月上旬・10月~12月上旬]
時間がかかっても良いからじっくりと不動産屋さんに通い詰めて良い部屋を探したい人には、梅雨に入る6月~夏休み前の7月上旬と夏季の転勤期の終わった10月~12月がおススメです。
人の移動の少ない時期を狙えば、不動産屋さんも手が空くので、細かい条件まで聞き入れて一緒に探してくれます。忙しい時期でも親身になってはくれますが、やはり繁忙期に長時間店員さんを独占してしまうのは気が引けますよね。
暇な時期にはいろいろな物件の内見に連れて行ってくれるので、こちらの希望もよくわかってくれるようになり信頼度も深まり安心して物件探しが出来るようになります。
ただし、ほとんどの場合2か月後に引越しになることが多いので、この時期の物件探しは真夏の猛暑の中や真冬で極寒の中の引越しになる可能性があることをお忘れなく。
まとめ
良い引越しのタイミングは人によってそれぞれ違ってきます。何を1番の目的にするかで、時期が変わってくるのです。
また、部屋探しから新居へ移動までの期間は平均して2か月ほどかかるので、真夏の引越しになったり、雪の中の引越しになったりと言う事も起こります。そのため、1番の目的と同時に実際に移動する時の事も良く考えたほうが良いですよ。
転居先が地方の場合は、特に時期的な天候具合などはわからない事が多いので、良く調べてから引越し日を決めるようにしましょう。
夏から秋にかけて引越しする場合は、地域のお祭りなどのイベント情報も入手しておくと良いですよ。人ごみの中の引っ越しとなって初日白い目で見られるのはイヤですよね。
自分にあった引越しのタイミングを見つけて、気分良く新居に移り住みたいですね。
参考:引越しに必要な資金はどのくらい?引越し代を安くする方法も!