春は花見、夏は花火、秋は紅葉。
うーん冬って外は寒いだけで何も見られるものがないじゃないと思うことなかれ。 冬はその寒さのおかげで雪や氷が楽しめます。
今回はそんな氷をつかったランプシェード、冬の芸術アイスキャンドルの牛乳パックを使った作り方をご紹介いたします。
アイスキャンドルって?
アイスキャンディーなら昭和から大人気ですが、季節は冬ですから話題には合わないですね。 アイスキャンドルとは氷で作ったランプシェード、かっこつけずに言ってしまえばバケツやコップのような形をした氷です。
その氷の中にロウソクの火を灯すことで、冬の芸術作品であるアイスキャンドルが完成するのです。
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牛乳パックを使った作り方
アイスキャンドルの紹介で既にお察しいただいたと思いますが、アイスキャンドルはぶっちゃけただの窪みがある氷です。 そのため作るのは非常に簡単です。
用意するのは牛乳パックと空き缶、輪ゴム2本でOKです。
用意する空き缶は牛乳パックの中に入るサイズにするので、缶コーヒーによく使われる190ml缶や250ml缶がおすすめです。
- まず牛乳パックを空き缶と同じくらい、もしくは少し低めの高さになるように切ります。
- 空き缶を牛乳パックの中心に置き、輪ゴムを2本十字にかけて、形が崩れないようにします。 このとき空き缶は缶切りなどで頭の部分を開けておくと、後の工程が楽になります。
- 空き缶の中に入らないよう充分注意しながら、牛乳パックに水を入れていきます。 適量の水を入れたら外で凍らせる…ことができればロマンチックですが、地域によっては難しいのでそういう場合は冷凍庫で凍らせましょう。
- 完全に凍ったら輪ゴムを取り外し、お湯を空き缶に注ぎます。 これで空き缶周りの氷が解けるため、空き缶を簡単に引き抜くことができます。
- 最後に牛乳パックをカッターで切り開けば、真ん中に円形の窪みができた四角い氷が姿を現します。
あとはその窪みにロウソクを入れて火を灯せば、手作りアイスキャンドルの完成です。
時間の経過で変わっていく光の具合は、アイスキャンドルならではの味わいがあります。 牛乳パック以外でも作り方の応用でいろいろなアイスキャンドルが作れるので、身近なもので是非アイスキャンドル作りにチャレンジしてみてください。
アイスキャンドルと牛乳パックでの作り方まとめ
ただの氷にロウソクを入れるだけ。 言ってしまえば確かにアイスキャンドルはそういったものですが、冬以外の季節でアイスキャンドルを楽しもうと思っても、氷はすぐに解けてしまいますし、それにロウソクを入れたらなおさらです。
簡単で単純なアイスキャンドルですが、冬の寒さと澄んだ空気の中でこそ楽しめるのがアイスキャンドルでもあるのです。
今回紹介したように、アイスキャンドルを作るのに特別な道具はいりません。牛乳パックと空き缶、輪ゴムという今すぐに用意できる道具で簡単に作れます。 凍らせるときに色や形にちょっと工夫をすれば、オリジナルのアイスキャンドルだって作れます。 冬の芸術アイスキャンドル、どうぞ実物に触れてみることをおすすめします。