いよいよ地元を離れて一人暮らしが始まるぞ!でもいったい何から準備すれば良いのでしょう?
大学に合格したらまずはすぐに物件探しです。その後は生活必需品の買い出し、役所の手続きやライフラインの開設など、やることはたくさんあります。
そこで今回は、大学生になって初めての一人暮らし!準備は何からすれば良いのか考えてみましょう。
大学生初めての一人暮らし!最初の準備は何?
大学の物件探しはなかなか難しいところがあります。それは、4年間同じキャンパスに通うわけではない場合がある点です。進学する学部によっては、途中でまったく違う路線や地域になることがあるので、どちらにも通いやすい場所を検討しなければなりせん。
4年間キャンパスの移動が無い場合は、できるだけ大学近くで交通費のかからない物件を探したいですね。大学の近くは「家具付き、学生向け物件」が充実していますが、人気も高いです。
参考:学生の一人暮らしで必要なものは?チェックリストあります!
一駅離れて自転車で通える範囲に広げてみると、意外と空きもありますのでねらい目かもしれません。遠方からの引っ越しは、何回も訪れることが出来ないので、実家にいるうちに情報を集めておく必要があります。
ネットである程度見当をつけたら、直接不動産屋さんに電話して確認してみましょう。どんどん話を進めて行かないと、どんどん大学から離れた場所になってしまいますよ。大学生の一人暮らしは、金銭面では親がかりな家庭が多いです。だからこそ、自分で住む物件探しなどはシッカリ自分がリードしながら両親と相談して決めて行きましょう。
自分の生活は自分で責任を持てるように意識しなくてはなりません。これからは、新聞の勧誘や宗教の勧誘も自分で断らなければならないのです。物件探しは親任せにせず、せめて精神的には自立していきましょう。
めぼしい物件を数件見つけたら、内覧日を決めて親に同行してもらい出来ればその日に決めてしまいたいですね。大学の卒業生は、早々に実家に戻るために転出する人もいますが、卒業式まで住み続ける場合もありますので、実際に入居できるのはギリギリになることがあります。
その場合は、カギの受け渡しから入学式まで10日程度しか日数がないので大忙しになります。手順を決めて効率良く動きましょう。
一人暮らしの準備!物件が決まったら住民票を異動する?
無事に物件が決まったら、住民票を異動させるかどうか両親と話し合って決めておきましょう。住居が変わった場合、本来は届け出が必要ですが、大学生や季節労働者のように「一時的な仮住まい」と言う事がハッキリしている場合は、免除されます。
この場合の仮住まいの定義は、実家へ帰る頻度が月に1~2回程度あると言う事、さらに卒業後は実家に戻る事です。月に1~2回の帰宅は隣町あたりであれば問題ありませんが、遠方からの異動では毎月帰ることは難しいでしょう。
参考:住民票って移さないとデメリットはある?移さなくて良い場合とは?
住民票を異動させると、役所関係の書類などは、近くの役所で取れるようになります。異動させていないと、実家のある地域で親にお願いするか、郵送で取り寄せなくてはなりません。選挙の投票用紙は、住民票の届けのある住所に送られるので、異動させていないとその度に実家に戻る必要があります。
住民票を異動させることで気になる点は、「成人式」かと思いますが、これは地域に連絡すれば何も問題ありません。一生に一度の成人式に地元の仲間と会う約束を交わしていることも多いのではないでしょうか。
その場合は、地元の役所に連絡さえ入れておけば「参加させてもらえないの?」なんて野暮な事態は起こりませんので安心してください。
また、ご両親との話し合いの中で「社会保険」について問題になるかもしれませんが、「遠隔地被保険者証」を発行してもらますので全く問題ありません。手続きには在学証明書が必要ですので、大学の事務局に連絡して出してもらいましょう。
一人暮らしの準備!ライフラインを確保!
引っ越し当日には、電気、水道、ガスが開通出来るようにしておかなければなりません。ガスは立ち合い開通の場合が多いので、引っ越しの日に確実に間に合う時間に予約しておきましょう。
また、ネット回線についても早めに開通させておきましょう。大学は講師からの連絡はメールが主です。そのまま指定のファイルを開けてレポートを提出する場合もありますので、PC環境を整えておくことは重要です。
入学前の情報はスマートフォンなどから確認できますが、【WiMAX2+】や【フレッツ光】などのネット環境を整えておくと、いざという時に慌てることがありません。
新住所の地域へ転入届を提出すると、廃棄ゴミの予定表をもらえますので確認しておきましょう。また、ゴミ捨て場も必ず確認しておかなくてはなりません。捨てるものによって、場所が違うこともあるのでシッカリ把握しましょう。
今まではお母さんがしてくれていて当然だと思っていたことも、自分で考えてやって行かなくてはなりません。ゴミ捨てのマナーなどで、ご近所からクレームがくるようなことにならないように気をつけましょう。
大学生の一人暮らしは時間割をシッカリ確認してからバイトを決めよう!
親の仕送りだけで生活する場合は問題ありませんが、仕送りとバイト、奨学金を合わせて生活する学生の割合が1番多いようです。
アルバイトを焦って決めると、学業の予定と合わなくなってしまいます。大学は意外と制約が多いですが、高校のように従わなくても怒られることはありません。それが怖いことなのです。
大学生のバイト事情は「休ませてもらえない」「辞めさせてもらえない」「薄給」などの問題が多く、ニュースなどでも特集されることがあります。本業は「学業」である姿勢を崩さないよう意識して生活しなければなりません。
シッカリ見極めて、働ける時間をこちらが決めるようにしましょう。その代わり、「やっぱり行けない」や「今日はお休みします」などは人として通用しませんので、自覚して働くようにしましょう。
働いてお給料を手にするのは嬉しいことですね。多少遊びたいと思ったら、バイトで稼がなくてはならないでしょう。また、生活が困窮してしまい、バイトに明け暮れてしまうことに陥る場合もあります。
バイトばかりして学校にいかなくなる事態は少なくありません。大学は単位が足りなくなれば留年です!!そして、留年のためには奨学金は出ませんので十分に気を付けてください。
合格してワクワクしながら物件を探している今の気持ちを忘れないようにしましょう。そして、送りだしてくれた両親の気持ちも忘れてはいけませんね。
初めての一人暮らし!引っ越し後の体調不良に要注意!
始めて一人暮らしをする時に多いのが、引っ越し疲れや自己管理不足で風邪をひいたりなどで、引っ越し早々に体調不良を起こしてしまう事です。
高校を卒業して興奮状態のまま卒業旅行に出かけたり、入学準備や引っ越し準備に追われたりして、この1ヶ月ほどは自分で思っているより体が疲れているのです。
また、3月の引っ越しはまだ寒いが多いのに暖房器具が揃っていなかったり、突然一人になったことのストレス、食生活が不安定で冷たい物ばかり食べ続けるなどで、免疫力が低下してしまいます。
すると、引っ越したとたんに寝込むことになってしまいます。知り合いもいないところでの病気は大変心細いものです。始まったとたんにお母さんに泣きつくことにならないように自己管理はシッカリしましょう。
まとめ
大学生の一人暮らしの準備は、物件探しから始まります。
自分が生活を始める場所なので、親がかりにせず自分で調査して探しましょう。
住民票の異動については、両親とよく話し合って決める必要があります。法的な手続きの流れで、自然と卒業後にどこで生活したいか、などの話になるかもしれません。
ライフラインについても、日程の調整はシッカリしておきましょう。一人暮らしは、何でも自分でやらなくてはならないことを自覚しなくてはなりません。
大学は、行かなくなっても怒られることはありません。そのかわり、留年か退学を迫られることになります。入学したら卒業すると目的意識を持って生活するようにしましょう。バイトに明け暮れてしまうと、目的が変わって来てしまいますので注意しましょう。
自己管理は自立への第一歩です。ゴミ出しから家計にいたるまで、自分で考えて生活しなくてはなりません。そのためにも、まずは健康でいることです。
引っ越した早々、風邪で寝込むようなことにならないように、楽しい一人暮らしを始めましょうね。