換気扇ってどうやって掃除するの・・・?一人暮らしをして、初めて直面する出来事かもしれませんね。
外すとか触るとかして良いものなの?と最初は怖くなってしまうかもしれません。
そこで今回は、換気扇の掃除の方法やワンルームに多いパターンを考えてみましょう。
換気扇を徹底掃除・・・誰かがやらないと!
換気扇にはいくつかの種類があります。一番汚れがわかりやすいのが、昔からある「プロペラ」がついているタイプの換気扇です。
キッチンについてる換気扇がこの形状の場合は、外して洗えるのでお掃除は簡単なのですが・・・油が垂れて来るまで放っておいたりすると、もう触るのも嫌になってしまいますね。
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そのままでは、いずれ外側の羽も上がらなくなり、いっさい換気ができなくなってしまいます。
「頑張って自分で外して洗う」か、「新しいものに取りかえる」か、「お掃除専門業者にお願いする」かの3択になります。
賃貸物件で物を買い替える場合は、管理会社か大家さんに報告しなければなりません。さらに同等のものと交換する必要があります。
故障の場合は管理会社に買ってもらえますが、掃除をしなくて動かなくなった場合は、借主が買い換えるのが一般的です。プロペラタイプの換気扇は、数千円~3万円ほどの金額の開きがあるので、請求が怖いですよね。
お掃除業者にお願いすると4千円~5千円ほどで新品のようにキレイにしてくれますので、そちらの方がお得かもしれません。
頑張って自分で掃除するぞ!と一念発起した場合は、ちゃんと計画的にしないと、キッチン中がベタベタになってしまいますので注意してくださいね。
もう一つの換気扇!ワンルームに多いシロッコファンタイプとは?
プロペラタイプの換気扇が窓に付いているのに対して、部屋の中央にも設置出来るのがシロッコファンです。
外見はこんな感じで、
カバーを外すと中はこうなっています。
そして、中に入っているシロッコファンと言うのがこれです。
吸い上げた空気は、ダクト通って外に排出しています。そのため、トイレや浴室の換気扇もほとんどシロッコファンが使われていると思います。
こちらの換気扇は、外側からファンが見えないのでどれくらい汚れているのか、一目では良くわかりません。そのため、いざ掃除しようと思って開けて見たら、あまりの汚れにビックリ仰天してしまうかもしれません。
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何だか換気されてないような気がする・・・と感じるような時は、すでにファンの中がびっしりと油とホコリで詰まってしまっている可能性大です。シロッコファンは、見た目はスッキリとしていて良いのですが、お手入れをしていないと恐ろしいことになります。
見ての通りハネの数が大量なので、掃除をするのが大変なのです。
換気扇を徹底掃除!プロペラタイプもシロッコファンも浸け置きお掃除です!
1.準備するもの
- ゴム手袋
- 新聞紙 なければ 捨てても良いバスタオル
- 45L以上のビニール袋(薄いものは2枚)
- 重曹
- 固いスポンジ
- 歯ブラシ
- ぬるま湯~やや熱めの湯
ここまでは、通常~ベタベタになってしまった・・・と言う程度の汚れの場合です。真っ黒でベッタベタの場合は、バターナイフなどを使って、最初にある程度こそぐ必要があります。
2.掃除
- まず、換気扇の下のガスレンジに新聞紙をひき、換気扇のコンセントを必ず抜いてください。
- シンクにビニール袋を広げておきます。
- それぞれの取扱説明書通りにカバーと羽を外して、シンクのビニール袋に入れます
- ビニール袋に入った換気扇の部品の上から重曹をたくさんふりかけます。(使用法には1Lの水に対して大2とありますが、換気扇の浸け置きの場合は、倍の大4くらい必要です。)
- ぬるま湯~4やや熱めの湯を浸かる程度に入れます。(熱い方が重曹の効果大)
- プロペラなら1時間ほど浸け置きします。シロッコファンは3時間ほど浸けないとすべての羽の汚れは浮きません。
- 浸け置きの間に換気扇の枠内を掃除します。
- マジックリンや霧吹きに作った重曹水をスプレーしながらスポンジでこすります。
- それぞれ換気扇を取りだし、歯ブラシでこすりながら洗い流します。
- タオルで水分を良く拭きとってから取り付けます。
- ビニール袋の排水は、そのまま流すと排水口が心配なので、ビニール袋の下の1部を切り込み、そこに排水ネットを当てた状態で、水を捨てましょう。
浴室やトイレの換気扇!音は換気扇のSOSです!
浴室やトイレの換気扇もシロッコファンがついている部屋が多いです。
気になる音はしていませんか?最初より音が大きくなってはいませんか?気づいた時は、すぐに外してお掃除してあげましょう。
水場の換気扇は、油汚れはありませんが、カビの心配があるのです。マスクをして、今度はカビキラーでお掃除しましょう。
まとめ
換気扇の掃除は、いつまでも知らん顔はしていられません。特に賃貸の場合は、早めにどうにかしないと高額な弁償となってしまうかもしれません。
プロペラタイプもシロッコファンも、外して浸け置き掃除が基本です。
最強汚れがベッタベタについてしまった場合などは、新聞紙を広げた上で、先にある程度汚れをこそぎとってからでないと、重曹の威力が発揮できません。
この時ついている油汚れは、拭くと伸びてしまうタイプの最悪な汚れです。くれぐれも新聞紙以外のところに落とさないように気をつけてくださいね。そちらの掃除も必要になって来てしまいますのでね。
浴室やトイレの換気扇もお掃除は必要ですよ。お手入れなしで永遠に回ってくれるわけではないのです。最低でも2~3か月に1回程度はお掃除が必要です。
音が変わってきたらすでに瀕死なので、すぐにお掃除してあげましょう。