台所ってちょっと掃除ができない期間があるとたちまちしつこい汚れになってしまう怖いポイントですよね。
でも、そんなときにどこでも安く手に入る重曹が油汚れ落としの救世主になってくれるかも?
ベタベタギトギトになっても諦めないで!重曹を使って、もとのピカピカを取り戻しましょう。
台所の掃除の基本は?
台所のお掃除で主にこの2つはおさえておきたい、という場所はシンクとコンロ回りです。では、まず台所のお掃除の心構えからお話していきましょう。
さぼればさぼるほど大変に!
台所は毎日使うものですから、一回に汚れる量がわずかでも蓄積すると汚れが大変なことになってしまいます。そうなると、余計にやる気も湧いてきませんよね。
だから、忙しくても簡単なお掃除は毎日行うという気持ちが大切です。台所を使った後は、毎日の簡単なお手入れを欠かさないように心がけましょう。毎日のお手入れは5分もかからずに終わります。ちょっと面倒でも後で大変なお掃除をしなければならないよりは、絶対に楽ですよ。
では、シンクとコンロのそれぞれの基本のお掃除方法をみていきましょう。
シンクの掃除の基本は?
毎日のシンク掃除の基本は、汚れたと思ったらすぐ洗う・ゴミを溜めないこと。実はシンプルにこれを守るだけで、カビやぬめりを未然に防ぐことができます。
調理や後片付けが終わったら、シンク全体を食器を洗う中性洗剤とやわらかいスポンジで洗います。必ずしもそうではないのですが、シンクによっては固いスポンジやクレンザーを使うと細かい傷がたくさんついてしまい、そこにカビが発生しやすくなることもあるので注意してください。
毎日洗えば、普通の中性洗剤とスポンジで十分にきれいをキープできます。余裕があれば、一日の最後には布でふくようにすると、水垢もつかずにより見た目が格上げできますよ!
コンロ(IH)の掃除の基本は?
やけどに注意しながら、まだ冷え切ってしまわないうちに固く絞った布でふき掃除をします。しかしコンロの場合、金属の部品が使われていますから水分は大敵。すぐにもう一枚の布で乾拭きをして仕上げます。IHの場合も同様に温かいうちにお手入れをしましょう。
コンロ回りは、時に吹きこぼれなどで頑固な焦げ付き汚れが発生することがあります。この場合は、ゴトクと汁受け皿など外れる部分をはずしてシンクで漬け込みをします。ゴミ袋などにお湯を張るのがおすすめです。
5分くらいつけておくと汚れが柔らかくなってきますので、そこをスポンジやいらない歯ブラシできれいにしてあげましょう。最後にしっかりと水気を切って拭き取ることを忘れないようにしてくださいね。
これで台所のシンクとコンロの掃除の基本はバッチリです。続ければ、毎日のお掃除がとても楽でストレスがありませんよ。「あれ?重曹は?」といった声が聞こえてきそうですが、これから重曹の活用法についてはお伝えしていきます。
重曹はこういう風に使う!
では、具体的な重曹の使い方をご紹介していきましょう。
排水口の徹底掃除に!
排水口って触るのに抵抗がありませんか?でも、当然触らないとお掃除できません。ついつい後回しにすると黒いヘドロがいっぱいになってしまいますね。その汚れを重曹でやっつけることができるのです。
準備するのは、重曹・お酢・お湯の3つだけでOK。まずは、生ゴミなどゴミをすて、水切りネットを取り付けている場合には外します。
次に重曹をたっぷりとふりかけます。普通のお家の場合大さじ3杯程度で大丈夫ですよ。
そして、大さじ1.5杯のお酢を重曹のかかっているところめがけて、流し入れます。するとシュワシュワと泡が出てきて、頑固なヘドロ・汚れを浮かしてくれるのです。このまま5分から10分程度放置しましょう。最後にお湯で流して完成です!
汚れが頑固でこれだけで落ち切らない時には、この作業である程度落として、後は中性洗剤とスポンジなどできれいにしていきます。最初にぬめりをある程度落としてあるので気持ちの面でも取り組みやすくなりますよ!
さて、焦げ付きなどにも重曹は有効なのです。
シンク回りも重曹で!
焦げ付きの気になるシンク回りも重曹が大活躍します。まずは、汚れの一番気になるゴトクと受け皿のお掃除です。
大きめのビニール袋に熱めのお湯を貼ります。沸かすとなかなか大変ですから、湯沸かし器の一番熱い設定温度でOKです。ここに1リットルのお湯に対して約大さじ6杯程度の重曹を入れて混ぜます。
ここにゴトクや受け皿を漬け込むこと、5分。汚れが柔らかくなってきますので、そこを古い歯ブラシやスポンジで擦って汚れを落としましょう。洗い流して、拭き取りをすれば完了です。
次に、コンロ本体のお手入れ方法です。
霧吹きに重曹水を入れて、コンロ全体に吹き付けます。重曹水は、人肌程度のお湯に小さじ1杯の重曹を溶かして作りましょう。
吹き付けてそのまま拭いてもある程度きれいになりますが、汚れがひどい場合はキッチンペーパーをその上からパックのように貼り付けます。それで汚れがふやけるまで5分程度放置してから拭き取ってくださいね。
ちなみに重曹水で拭き取り掃除をすると、そのままでは白く粉っぽい重曹が残ってしまいます。お湯に濡らして固く絞った布で仕上げをしましょう。
重曹は台所のシンクにもコンロにもとても役に立つということがお分かりいただけたと思います。今日から重曹を積極的に活用してみませんか?
重曹でも油汚れが落ち切らないときは?
重曹水よりもちょっと強力なセスキ炭酸ソーダ水に置き換えて使ってみましょう。
作り方は、水500mlに対してセスキ炭酸ソーダ小さじ1杯です。さらにアルカリ性が高いので、ひどい油汚れにも有効なのですが、必ず手袋をして扱うのがおすすめですよ。
こちらも落ちにくいときはキッチンペーパーパックを試してみましょう。
まとめ
台所周りのお掃除は、毎日簡単なお掃除を続ける、ということが基本です。
- シンクは毎日スポンジと中性洗剤で洗う
- コンロは毎日固く絞って布で拭き取り掃除をして、乾拭きもする
しかし、忙しくて放置してしまった時にこそ、重曹は役に立ちます。
お酢と合わせて、排水口のぬめりを取ったり、重曹水でコンロをきれいにしたりなど、幅広く利用できる優秀アイテムなのです。面倒でついつい掃除をさぼりがちな方は、週末にでも重曹を使ったお掃除をぜひ試してみてくださいね!
参考:風水でキッチンを劇的変化!運気アップできるキッチンはコレだ!