「あがた祭り」といえば、「暗闇の奇祭」で有名ですね。名前の通り真っ暗な中行われるお祭りですよ。
お祭りはいつ行われるの?交通規制は?何時までやっているの?
お祭りの基本情報をご紹介しますね。
日程は?お祭りは何時から何時まで?
「あがた祭り」は例年6月5日から6日未明にかけて行われている縣神社の例祭のことで、神事ですよ。神事は夜中ですが、5日(日)の昼過ぎに屋台が出るころから始まり、神事が終了する6日(月)1時くらいまでがお祭りの開催時間となります。
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神社では5日の朝から神事を開始。「朝御饌の儀」から夕方の「夕御饌の儀」が行われ、「梵天渡御」へと盛り上がっていきます。「暗闇の奇祭」は23時ごろから動き出します。
露店も終了し、あたりが暗くなったころに、法被装束に身を包んだ地元の梵天講の若者達に「梵天」が担がれ動き出します。ちなみに「梵天」とは神様がお降りになる依代のことで、御輿の上にある棒のうえに白いふさふさとしたものがついているもののことですよ。
そして、本殿に到着。そこで「梵天」に神移しが行われます。もちろん真っ暗な中での神事です。
そして、6月6日0時に本殿を出発し、若者たちに担がれた梵天は、境内を出て練り歩き鳥居を出ます。旧大幣殿前で「ブン回し」や「差し上げ」などが行われますので、活気と迫力溢れる様をぜひ楽しんでくださいね。
それが終わると境内に戻ってきて「還幸祭」を行い、「あがた祭り」が終了となります。これがだいだい6月6日の1時ごろとなります。
人出は毎年10万人以上とのことですが、昼間から出る500店を超える屋台は、遠方の人だけでなく、近所の人も大変楽しみにしているとのことで、それだけで訪れる人も多いそうです。神事は夜中になってしまいますので、暗闇にも負けず見学をする人は、昼間に比べると少なくなるそうですよ。
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交通規制はどうなっているの?
2016年の交通規制は公式サイトに掲載されていますのでそちらを引用いたしますね。
規制時間は6月5日(日)AM0:00から6月6日(月)AM1:00までとなっています。縣神社周辺の道は歩行者専用道路となり通行止めとなりますので注意してくださいね。迂回路が示されますので、当日は係員や警察の方の指示に従いましょう。
JR宇治駅前の宇治橋若森線は迂回路になっていますが、その先はもう通行止めですよ。ちなみに、歩行者の方も原則時計回りの一方通行となっていますのでご注意くださいね。
付近には駐車場や駐車スペースが少ないため大変混雑します。車ではなく、公共交通機関をオススメします。
ちなみに、電車などで来るのが一番良い方法ですが、最後の1時ころまで残っていると、終電に間に合いません。宇治駅周辺の宿泊施設を予約するか、もしくは、交通規制が始まる前に、駐車場に車を入れてしまって、お祭り終了後屋台が撤収するのを待って帰るという方法もありますよ。
縣神社周辺の駐車場は当日屋台が並ぶ場所にありますので、早朝には駐車場入りしてくださいね。京都ですからお祭りが始まる前に観光するところはたくさんあります。半日くらい近隣を散策すのもよいですね。