枝豆 栄養 冷凍枝豆といえば、お酒好きだと1杯目のビールには枝豆が絶対欲しいと、居酒屋で最初に注文するメニュー№1だったりしますし、お子さんやお酒を飲まない方でもおやつ代わりに食べられるので家族みんなが楽しめる食べ物のひとつですよね、

 

お箸を使わず、でも手をあまり汚さず手軽に食べられるところも人気の秘訣なのですが、何の気なしに食べられる枝豆には、実は現代人に不足しがちといわれているたくさんの栄養があるんです。

 

そんなこと言われたら家でもすぐに食べたくなっちゃうけど、食べたい時にすぐ食べられるようにいつも買い置きしてたら傷んでしまいそう…という方には冷凍保存がオススメなんですが、冷凍って、なんだか栄養を損なってしまう気がしますよね。

 

ここでは手軽に食べられる枝豆の豊富な栄養と、その成分を損なわないように正しく冷凍保存する方法をご紹介します。

 

スポンサーリンク

 

枝豆はなぜ栄養がたくさんあるといわれるの?

枝豆 栄養 冷凍枝豆って、どこ行っても「枝豆」って書いてあるから枝にできる豆なんだなぁ、くらいの感じで枝豆がいったい何なのかということをあまり深く考えることのない食材ではないでしょうか。

 

実は、枝豆って大豆になる前の若くてぴちぴちしたヤツなんです。大豆が栄養たっぷりってのはあまりにも有名なので、そりゃ大豆の子供的なやつだったら枝豆も栄養あるのは当然ですよね。

 

そんな野菜類の豆だからこそ、野菜と豆に含まれる栄養が両方とれるスーパーハイブリットな食べ物なんです。

枝豆にはこれだけの栄養があった!

それでは、具体的にどのくらいの栄養があるのでしょうか。

 

代表的なものとして、大豆で有名なイソフラボン、しじみで有名なオルニチン、肉類に多いビタミンB1、妊婦さんに需要高い葉酸、不足しがちな鉄分や食物繊維のほかに、ビタミンA、C、E、Kやカリウム、マグネシウム、リンなどミネラル、アミノ酸…って、「この粒1つで必要な栄養全部取れます」的なマルチサプリの宣伝文句ではないかというほど、栄養があるんです。種類の多さに驚かされますよね。

 

お酒のおつまみに合うのも、味だけが理由じゃなかったんです。ビタミンb1やオルニチン、メチオニンってアルコールの分解力を挙げて、さらに胃腸の荒れや二日酔いを防ぐ効果があるので、おつまみとして食べられるきちんとした理由があったんですね

 

この栄養の多さの大きな理由は、やっぱり大豆になるための準備段階であるというところにあるんですね。最終的に大豆に成長するために使う栄養を残している枝豆は、大豆の栄養以上にたくさんの栄養を貯めているんです。

 

大豆やらしじみやら肉やらを食べた挙句にサプリで栄養補助することを考えると、本当にたったひとつの食材ですべてをカバーできる枝豆ってスグレモノ過ぎる食べ物なんですね。

 

参考:うなぎの栄養価で得られる効果効能とは? カロリーはどれくらいなの?

スポンサーリンク

枝豆の栄養って冷凍するとなくなるの?

枝豆 栄養 冷凍栄養たっぷりの枝豆ですが、食べたい時にすぐ食べられるようにするためには、自宅にも常備しとかなきゃいけないんですが、冷蔵庫に入れているとあんまりもたないし、かといって冷凍保存するとり栄養がなくなりそうというイメージがありますよね。

 

でも、実は枝豆って正しく冷凍保存すると生のものを冷蔵保存するよりも栄養を保てるんです。その理由は、枝豆が大豆になるために成長をしている最中の若い子ってとこにあります。

 

自分が成長するために必要な栄養分を蓄えているので、その瞬間を食べると前述したようにたくさんの栄養をとることができるんですが、日々成長しているので生のまま置いていると傷んでしまうというより栄養を枝豆自ら使うのでなくなってしまい、風味が落ちていくわけです。

 

冷凍したほうが栄養が残りやすいって、なんだか不思議ですけど理由を聞くと納得できますね。

 

参考:夏風邪で食事が辛いときでもコンビニで買える栄養補給とは?

正しく冷凍保存する方法とは?

枝豆の栄養を封じ込めておくために正しく冷凍保存する方法、なんて言われると難しい漢字がしますが、とっても簡単なんですよ。ひとつだけ気をつけておきたいのは、枝豆には季節によって栄養が含まれている量や種類が違うので、買い置きして冷凍する季節を間違えないというところです。

 

枝豆は一般的に春に芽が出て秋に大豆になるので、その成長途中である夏の6月から9月頃にかけての時期が一番栄養があり、いわゆる旬だといわれています

 

冷凍保存の方法は2パターンありますが、一番簡単なのは水洗いをしてそのまま冷凍するだけ、という方法です。食べる前に解凍する意味も含めて長く茹でればそれだけでサッと食べられるので、忙しい方には特にオススメですね。生の栄養をそのまま封じ込められるので味も美味しさを保ったままです。

 

冷凍保存する前に一手間かけて、味が一層良くなる方法もあります。

 

購入後すぐに枝豆をさやごと塩水で茹で、しっかりと冷ましたあとで冷凍保存すると、食べる前に解凍するだけでも食べられるし、時間をかけて塩分が浸透するのでとっても美味しくなります。塩分の量が少なめでもちゃんと馴染んで濃厚な味になるので、健康にもありがたい冷凍保存の方法ですね。

栄養たっぷりで冷凍保存にも向いている枝豆の選び方

旬に枝豆を大量購入して、冷凍保存するといつでも食べたい時に栄養そのままで食べられるので、おつまみはもちろん、お菓子や食事の一品が足りないなんて時にもありがたいですよね。せっかく冷凍保存するなら、たくさん売られている枝豆の中でも特に新鮮で栄養のあるものを選びたいところです。

 

スーパーでも簡単に見つけられる枝豆ですが、一番のおススメは枝がついているタイプです。その中でも枝の節々の間隔が短くてサヤがたくさんついているものを選びましょう。たくさんのサヤを作れるだけの栄養がその枝にはあるということなので、ほかのものより栄養が多いのです。

 

枝つき、枝なし、どちらにも共通して選ぶ時によく見ておきたいのがサヤの色です。緑色の枝豆ですが、サヤの色はその緑色ができるだけ濃いものを選んでください。また、サヤの見た目はハリがあって豆がふっくらとしているものが良い枝豆の特徴です。

まとめ

おつまみ、おやつ、おかずなど食べ方色々の枝豆は、他の食品だと複数を食べて補わないといけないたくさんの栄養を、枝豆ひとつで手軽に摂取できる万能選手だったんですね。

 

そんな、いつでも食べたい枝豆の栄養をそのままに正しく冷凍保存する方法は一番栄養のある時に冷凍保存する、という旬さえ間違わなければ誰でもできる超簡単な方法でした。

 

冷凍の袋入り枝豆もスーパーなどで見かけるけれど、生の枝豆を買うほうが家計には優しいので、せっかくなら自宅で生の枝豆を冷凍保存しておきたいですよね。

 

ここに挙げた元気な枝豆の基準を参考に生の枝豆を選んで、自宅でも正し冷凍保存の方法を使えばとっても簡単ですし、栄養もそのままなのでぜひご自宅で試してみてくださいね。

 

参考:朝食は簡単に作れる!時間がなくてもスグできる栄養満点レシピ

 

スポンサーリンク