昼間の眠気はどうにもならないですよね。勝手に目が閉じてしまい、カクンっとデスクから肘が落ちて上司にバレバレかもしれません。
昼の眠気があまりにも激しい時は、病気の可能性もあるので軽視できません。夜は夜でちゃんと寝ているのに・・・と言う人はとくに注意が必要です。
そこで今回は、昼に眠くなってしまうの時に考えられる病気や、一瞬で目を覚ます方法をご紹介します。
昼に眠くなるのは何かの病気?
ランチを食べ過ぎたり、たまに眠くなるのは誰にでもあることです。
参考:眠気覚ましにこのツボを押せば即効!どうしても眠たい時に!
ところが、昼間の眠気が毎日襲ってきたり、立っていられないほど、また勝手に目が閉じてしまうほど眠い時などは、病気の可能性もありますよ。
睡眠時無呼吸症候群
一人暮らしの場合、気がついてくれる人がいないので悪化してしまう事があります。肥満傾向や高血圧がある場合、昼間の眠気が強い時は病院に行きましょう。自宅で装着して睡眠をとることで出来る検査があります。
悪化すると、突然意識を失い、脳梗塞や脳出血を起こして死亡してしまうこともありますので、早めに治療しましょう。
糖尿病
糖尿病になると血糖値をコントロールすることが出来なくなります。急激な上下によって脳が混乱し、動きを止めようとするため急に眠くなります。
糖尿病に気がつくきっかけが昼間の眠気と言う場合も少なくないので、おかしいと感じたら病院で検査を受けましょう。
糖尿病は合併症を引き起こすことで死に至る危険性があります。早い発見と治療が大切です。
不眠症
不眠症には、なかなか寝付けない「入眠障害」や、夜中に目が覚めてしまいそこから眠れなくなる「中途覚醒」、朝早く目が覚めてしまう「早朝覚醒」の3タイプに分かれます。
これらは睡眠障害と呼ばれ、徐々に寝不足が蓄積して「うつ病」や「自律神経失調症」などを引き起こす恐れがあります。
過眠症(ナルコレプシー)
ウトウトどころじゃなく、ガクッと睡眠に入ってしまうほどの眠気が毎日続く時は、過眠症かもしれません。この病気は、どれだけ寝ても、日中に我慢できない眠気に襲われてしまいます。
10代に多く、年齢を重ねるごとに少なくなります。突然完全に寝てしまうので、大怪我をしてしまう危険性があります。その他にも、特徴的な症状があるので、もしやと思う場合は調べるとすぐにわかると思います。
女性特有の理由
病気ではありませんが、女性特有の理由によって睡眠障害や眠気が起こる事があります。
生理中や妊娠した場合、女性ホルモンの影響で激しく眠くなる事があります。
昼間の眠気!一瞬で目を覚ます方法はある?
前日の夜更かしや、最近寝るのが遅くなっていた・・・など、原因が分かっている場合、仕事中の眠気はどうにかして覚まさなくてはなりません。
PCのキーボードを打つふりなんてしていると、ハッと気がつくと恐ろしい数のローマ字の連打が・・・。
そんな眠気を一瞬で払いのけ、目を覚ます方法を見てみましょう。
氷を耳の後ろにつける
これは、会社に冷蔵庫が置いてある場合か、カップの自動販売機がある場合に限ります。
耳の裏には覚醒のツボがあるので、急激に冷やすと目が覚めます。耳を引っ張るなども効果があります。
冷たい飲み物も、飲んで体を冷やしてしまいましょう。
手を洗う
これは、洗うと言うより冷やすと言う感じですが、手首から肘まで水をかけます。少々冷えて来るまで流しましょう。
耳もそうですが、冷やすことと覚醒は関連性があります。
夜の睡眠時も、体が冷えていると良く眠れなかったり、入眠できないことがありますね。
歯を磨く
これは、爽快感で目を覚まそうというものです。
そのため、メンソールの成分が入っている方が効果的です。
立ち歩く
ウトウトしているのが上司にバレているようなら、眠気覚ましに歩いているのがバレても仕方ありません。5~10分時間をもらい、フロアや外を歩き回りましょう。
座るとすぐに眠くなるので、立ち歩くようにしましょう。軽くストレッチをするのも良いです。
目と首の後ろを冷やす
ペットボトルの冷たい水をハンカチやタオルに含ませて首の後ろを冷やします。お化粧に支障がなければ、同じように冷やしたハンカチかタオルで目を冷やします。
息を止めたり、コーヒーをがぶ飲みするなどの方法もありますが、辛い思いをしなくても、脳が「冷」を感じると目が覚めてきます。
上記のように部分的に冷やしても効果が無い時は、冷たい水を含ませたハンカチやタオル、またはサラサラシートなどでお腹や背中を拭きましょう。ひざ裏も効果的です。
まとめ
昼間の異常な眠気は病気のサインかもしれません。
夜には睡眠をとっているのに、昼に激しい眠気が襲ってくる時は、病院に行って相談してみてください。一人暮らしだと、無呼吸症候群に気がつかない事があります。
女性は、生理や妊娠などによっても眠気に襲われます。30分ほど休憩をもらって医務室などで休ませてもらうとスッキリします。
明らかに寝不足で昼に眠気に襲われた時は、一瞬で目を覚ましたいですね。
体は、急激に冷えると覚醒します。特に耳の裏などは効果が高いので、氷を直接つけて急激に冷やしてみてください。