布団 カビ 落とし方 取り方布団に点々と黒いシミが・・・それは「カビ」です。

 

しばらく使わずに押し入れにしまい込んでいた布団に良くありますが、毎日使っている布団にも発生します。

 

お布団を敷きっぱなしにしていたろすると、気が付いた時には裏側にたくさんの黒いポツポツが出ていることもあります。

 

カビは病気のもとになるので、気が付いたら「見なかったことにしよう・・・」はダメです!

 

でも、自力で布団のカビを落とす方法はあるのでしょうか。そこで今回は、布団のカビの正しい落とし方・取り方についてご紹介したいと思います。

 

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布団にカビが生えた!!自分で落とせる?

布団 カビ 落とし方 取り方布団の表面に黒いポツポツが出ている場合、すでに大量のカビ菌が生存していると考えられます。このカビを落とすには、発生からの経過時間で大きく違ってきます。

 

プロのクリーニング屋さんでさえ、1か月以上経過した布団のカビは奥まで除菌しきれないかもしれないと言います。そのため、自分でどうにか落とそうと思ったら、とにかく早く対処するしかありません。

 

参考:羽毛布団の洗濯は自宅で楽チン!洗剤は何を使えば良いの?

 

布団全面に広がるほどのカビは、かなりの日数が経っていて、落としきれない可能性が高いので、一番安全な対処法は「買い替え」と言うことになります。

 

布団は毎日使うものなので、安全な衛生状態のものを使用したいですね。

 

布団クリーニングに出すと、敷布団1枚で5千円前後と言うお店が多いようです。う~ん、最終的にはお願いするかもしれませんが、自分で出来ることがあるなら、頑張ってやってみますか!!

布団のカビ!自宅での落とし方とは!?市販の専用洗剤を使う!

布団 カビ 落とし方 取り方出典:http://goo.gl/hD2yuv

ドラッグストアやネット通販などで、「布団のカビが落とせる」と書いてある洗剤がいくつか販売されています。除去方法はそれぞれで、スプレーを吹き付けて放置後に拭きとるタイプや、十分に浸みこませてから浴槽で洗ってしまうものもあります。

 

どれも、早い段階のカビには効果的なので、説明書き通りに行えば落とせます。

 

参考:一人暮らしではベッド派?布団派?メリット・デメリットを解説

 

とは言っても、気が付いた時点でどれくらい経過しているカビなのか・・・なんてわかりませんよね。そのため、どうも効果が薄いようだと感じたら、2回続けて同じことを繰り返してみてください。2回目で効果が出る事もあります。

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布団のカビ取りで気を付けたいことがあります。それは拭きとるタイプにしても、洗うタイプにしても、布団を濡らすと水切りが大変なことです。少量の水分ならドライヤーで集中乾燥したり、布団乾燥機で間に合いますが、たっぷり水分を含んでしまうと、なかなか水が切れません。

 

そこで、布団のカビ取りは晴れが続く天気予報が出ている時にやるようにしましょう。2~3日は陽に当てて十分な自然乾燥をさせたいのです。

 

ここで乾燥が出来ていないと、カビ取りをしたことが原因でカビが生えやすくなる・・・と言う本末転倒な事態に陥ります。

消毒用エタノールで挑戦!布団のカビの取り方!

市販の「布団のカビが落ちる!」と言われる洗剤の他には、「消毒用エタノール」を霧吹きに入れて吹きかける方法があります。この場合も、かなり吹きかけないことには、奥のカビまで届きません。

 

ただ、この方法は拭き取りや浴槽などでの丸洗いが必要なく、吹きかけた後は乾燥させるだけでカビを死滅させられる可能性が高いので、自宅で最初にやってみるカビの取り方としては一番簡単と言えます。

 

エタノールを十分に吹き付けたら、5分ほど放置して乾いたタオルで水分を吸い取ります。すぐに日光に当てるように干します。2~3日は続けて干すと効果的です。

 

エタノールで消毒しても、黒カビの色素は残ってしまいます。なのでカビ菌は死んでも、黒いポツポツは消えないと言うことになります。カビ=黒いポツポツと思っていると、終わりの無い戦いに挑むことになってしまいますのでご注意くださいね。

布団のカビ取り!良く乾燥させればOK?

布団 カビ 落とし方 取り方色々な手段でカビの除菌をして、お日様や布団乾燥機などで良く乾燥させたらもう大丈夫!と言いたいところですが、最後に掃除機で吸い取るのを忘れないようにしましょう。

 

カビが発生してしまったと言う事は、カビをエサにするダニがいつも以上に大繁殖したことを意味しています。消毒用エタノールはカビは殺菌できても殺虫は出来ないので、ダニだけは生き残ってしまっています。

 

良くお日様に当てた場合、表面近くのダニはその温度で死んでしまいますが、奥に逃げるダニは追えません。また、大量の死骸が入っている布団はまた、カビが生えやすくなるため、とても悪循環なのです。

 

そのため、布団専用掃除機か、ノズルを差し替えて、ダニの始末までシッカリしてしまいましょう。そして、カビの生えにくい布団にしなくてはなりません。

 

カビの胞子は、目に見えないだけで部屋中を飛び回っています。そして高温多湿の場所を見つけると、すぐに大繁殖をし始めます。汗を大量に吸い込んだ布団は、カビにとって最高の住処なのです。

 

まめに掃除機で胞子を取り除く、干す、布団乾燥機にかけるなど、出来るだけ湿気を取るように心がけてください。

まとめ

布団に黒いポツポツがあったらカビです。

 

布団のカビは早ければ自宅で落とすことも可能ですが、繁殖の範囲が広い場合はとても手に負えるものではありません。

 

プロの布団クリーニングでも、あまりにひどい場合は、買い替えを勧められます。これは、カビが病気をもたらす可能性があるためです。

 

布団は、出来る限り吸い込んでいる水分を放出させて、乾いた状態で使用することを心がけましょう。敷きっぱなしはダメですよ。

 

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