新居に持って行かない「不要品」や、役割を終えた「粗大ごみ」の処分がまた大変なのです。
そこで今回は、引越しの際にでた粗大ごみなどを処分する5つの方法についてご紹介します。
引越しで出る大量の粗大ごみや不要品!どうしたら良い?
家具や家電などは、今まで使っていたのに「要らない」と決めたその時から「不要品」=「ゴミ」となってしまいます。
引越しでは、新居のそぐわない物やサイズ的に置けなくなってしまったもの、必要性がなくなってしまったものなど、たくさんの不要品が生まれてしまいます。
また、長年買い換えるきっかけがなく使用していた物や、補修しながら使用していたものなどは、引越しをきっかけに新品に買い換える人が多いようです。
引越しの際に処分する不要品トップ5
- ベッド
- 家電家具(冷蔵庫・洗濯機・エアコンなど)
- タンス
- ソファー
- カーペット
処分する理由トップ5
- 新居に置くスペースがない
- 新品に買い替える
- 新居に設置されているので要らない
- 新居のイメージに合わない
- 荷物を減らしたい
家庭によってさまざまな物が粗大ごみや不要品となりますが、これらを処分するにはどのような方法があるのか確認してみましょう。
1.粗大ごみや不要品をお金に換える!リサイクルショップやネットオークション!フリマに出店してみる!
まだ十分に使用可能なものなどは、捨ててしまうのはもったいないですよね。そんな時はお金に換える方法が1番です。リサイクルショップなどは、持ち込むとその場で店員さんが査定して金額を決定してくれるので意外と簡単に換金できます。
オークションやフリーマーケットは絶対に売れると言う確実性はありませんが、上手に写真を撮ったり、フリマ会場を吟味するなど工夫次第で可能性は高くなりますよ。
フリマの場合、規模の大きいイベントがおススメです。リサイクル業者さんなども見に来ているので売れる可能性が大です。
不要品をお金に換えられるのは最高に嬉しいことですが、絶対に売れる保障はないので、積み込み作業や出品費だけがかかり、徒労に終わるかもしれない覚悟も必要です。
2.まだまだ使えるから譲る!友人や知り合い、SNSで呼びかける!
「あれ欲しかったのに!」なんて捨ててしまった後から残念がられることのないように、使える状態の物は早めに周囲に声をかけてみましょう。
また、ジモティなどネットで「譲ります」のサイトに登録しておくのも良いですよ。「引き取りに来れる方限定」と決めておけば、梱包などの手間がはぶけますね。
3.市の大型ゴミ回収・持ち込みがお得!
市の粗大ごみ回収は、1品ごとに500円のシールを貼って、予約した日に家の外に出しておく手順の地域が多いようです。
実は粗大ごみを含めて、すべてのゴミは持ち込みで廃棄することができるんです。市の環境センターに来るまで持ち込むと、ほとんどの場合が100kgまで500円と回収に比べるとかなりお得ですよ。
引越しは細かい不要品もたくさん出ます。引越し日とゴミの回収日との兼ね合いが上手く行かないことも多いので、ゴチャゴチャしたゴミを一気に持ち込んでしまうと早く片付きますね。
部屋を広く使って、どんどん段ボールを積見上げるスペースを作ってしまいましょう。
4.引っ越し業者に回収してもらおう!見積もりの時にお願いしちゃう!
引越しの業者さんは粗大ごみや不要品を回収してくれるところが多いです。
ただし、引き取り料は会社によってかなり違うので、見積もりの時にそれぞれの会社に確認してみると良いかもしれません。
サービスで引きとってくれる会社もあるので、ぜひ見つけたいところですね。
参考:バタバタしない!引越しの片付けをスムーズに行う方法7選
5.不要品回収業者にまとめてお願いする!
新居の関係などで粗大ごみや不要品が大量に出てしまうような時は、不要品回収業者にお願いしてしまうと一気に片付きます。
ネット検索すると意外と地域密着型の業者さんがたくさん出てきますよ。大量のゴミを回収する業者さんは軽トラック1台分でいくらと大きいスケールで回収してくれるところがあるので確認してみてください。
軽トラック1台分の回収などは、詰めるゴミなら何でも引きとってくれるところが多いので、可燃ゴミ、不燃ゴミ、資源ゴミまですべて持って行ってもらえます。
料金は、軽トラック1台分で6~8千円とそれなりにかかりますが、積みこみまでしてもらえるので、手間いらずなところが嬉しいですね。
街中を走って回収を呼びかけている業者は、不法にゴミを処分している可能性が高いです。また、恐ろしく高額な処分代を請求されることがあるので止めましょう。
まとめ
引越しの不要品処理は思っていたより大変だったと感じる人が多いようです。廃棄予定のソファなどは上に段ボール箱を積み上げてしまったために、処分がギリギリになってしまう事があるので要注意です。
引越しをキッカケに「断捨離」を心がけている人は、粗大ごみや不要品の処理はどうするのか考えておきましょう。どんどん片付けて行かないと、不要品の山と荷造りの段ボールの山に囲まれてしまい、寝る場所も無くなってしまいますよ。
通常のゴミの回収日だけでは間に合わないこともありますし、1軒だけで山のようにゴミを出してしまうとご近所に迷惑をかけてしまうかもしれません。
良識的な判断はとても重要ですね。立つ鳥跡を濁さずに、ゴミの処分もスマートに済ませるようにしましょう。
5つの処分方法をご紹介しましたが、リサイクル券が必要な家電の処分については、別料金がかかりますのでご注意下さいね。
参考:引越しに必要な期間はどのくらい?忙しい人はどうすれば良いの?