トイレ掃除、みなさんはどのくらいの頻度でやっていますか?毎日やってる人もいれば、週に1回やってる人など様々でしょう。
そんなトイレ掃除ですがみなさんがいつも掃除する所はどこですか?便器だけや便器と床だけの人が多いのではないでしょうか。実は便器の中だけを掃除すればいいという訳ではありません。周りも意外と汚れが溜まってるんですよ。
ではどこをどんな風に掃除すれば「トイレ掃除をした」という事になるのでしょうか?今回はそんなトイレ掃除について紹介したいと思います。
便器だけじゃダメ!トイレの大掃除ではこんな所にも汚れが…
トイレは毎日何回も使用する場所です。当然汚れは他の場所よりも出てきてしまいますよね。床や便器回りも実は綺麗に見えて汚れてたりするんですよ。
女性は座りますが、男性は中には座ってする人もいますが基本的に立ってする人がほとんどでしょう。立って用をたすときいくら便器に近づけたり飛ばないように気を付けたとしてもけっこう飛び散ってるものなんです。
服を着てるのであまり気づかないかもしれませんが裸で用をたしてみるとどれだけ飛び散ってるのかがわかります。では、便器や床以外だとどこを掃除したらいいのでしょうか?
トイレで掃除をする場所はココ
便器内のノズル
今はもうぼっとん便所やしゃがんでするトイレの家庭は少ないでしょう。殆どが座るタイプのものだと思います。中でもウォシュレットが多いのではないでしょうか?
ウォシュレットの場合便器の中を見ると、細長いノズルがついています。こちらのノズルは用をたした後にお尻を洗ってくれるものですね。このノズルも意外と汚れているんです。
ウォシュレットが今は増えてきたこともあってノズル専用の洗剤もありますし、つまようじなどの先が細い物で汚れを取ることが出来ます。結構細かいので割りばしなどでは入りませんのでつまようじなどで洗うのがオススメでしょう。
便座裏周辺
意外と飛ばしてしまいがちなのが便座裏部分です。滅多にすることがないと思うので殆どの人があまりやってない所。便器内をブラシで掃除する時にブラシでやってる!という人も甘く見てはいけません。ブラシでも行き届いてない場所があるんです。
やってるつもりでも、どうしても便座裏は見えにくい所なので全く綺麗になってないんですよ。こちらは割りばしを少し加工し、掃除することが出来ます。
割りばしにティッシュなどを巻き付け、輪ゴムで固定すれば簡単に掃除用具を作れます。この手作り割りばし棒で掃除する場所が便座裏のぞうきんなどで入りきらない場所になります。
指や手が入る所は水を含ませたぞうきんなどで拭けば落ちるので大丈夫ですよ。
タンク裏とパイプ
タンク裏は最も掃除しにくく、パイプ部分もあまり掃除はしないのではないでしょうか?ぞうきんやスポンジなどで掃除をしようと試みるものの手前側しか届きませんよね。
タンク裏は普通に使っていて見える部分ではないですが中はとても汚くなっています。見えないからいいだろうという事ではなくせっかくなので綺麗にしてしまいましょうね。
方法としては一つ目が「カビキラーなどのスプレーを吹いて、暫く置いたら水で洗い流す」という方法です。今のカビキラーは進化しているので汚れ部分に吹きかけるだけで落ちるものもあります。
二つ目が、「ハンドル付きのトイレワイパー」を使う方法。これは専用のシートにエタノールがしみ込んでいるものが売ってるので隙間に差し込むように拭き取れば落ちるでしょう。パイプ部分もクレンザーや洗剤を使い擦れば簡単に落ちますよ。
トイレに置いてある小物など
風呂とトイレが別になってる所はそこまで汚れは目立ちませんがそれでもずっと掃除をしていなければ必ず汚れてくるものです。ユニットバスの家庭は特に汚れは酷くなります。
タンク上などに歯ブラシやコップ、洗顔、ハンドソープ、消臭剤など置いてあるでしょう。ずっと置いておけば水垢のあとがついてきたり、埃が溜まったりします。
歯ブラシなどは口の中に入れるものなので衛生面上よくありません。必ずやるようにしましょうね。
床掃除
再三言ってますが床は綺麗に見えてかなり汚れている所と言えるでしょう。便器周辺には目には見えない飛び散った尿の菌が沢山です。
出来れば使い捨ての布巾などを用意し、拭き取った方がいいでしょう。
しかし拭き取る前に、掃除機などで床のゴミを取ってから拭くことです。
壁掃除
こちらはユニットバスを使用してる人になってきます。カビキラーなどで吹きかけ掃除をするのもいいですし、消毒用のアルコールを壁に吹きかけ上から拭いていくのもいいと思います。
人間と言うのはどうしても目つき部分から下は見ても上はあまり見ないと言われています。
お風呂に入りながら目についた所は掃除していたとしてもその時上の壁もちゃんと綺麗にしてますか?目につくところばかりを掃除していても上の方が汚れていたら意味がありません。
水垢も時間がたてばすぐ取れにくくなってくるので壁を綺麗にする場合上から下に向かって掃除をしていくといいですよ。
トイレの大掃除はしないとどうなる?
トイレは1日で何度も使う所ですねよね。狭い個室なので中には携帯を弄りながらトイレをし終わった後もいる人・雑誌なんかを置いていてずっと居座る人いろんなパターンの人がいるだろう場所が「トイレ」。
スッキリする場所だけではなく、落ち着ける一つの空間ですよね。そんなトイレですが中にはあまり小まめに掃除をしない人もいます。
たまーに、気づいた時に掃除をすれば大丈夫だろうと思ってる人もいるでしょう。…しかし、トイレ掃除をしないとあなたは雑菌まみれのトイレットペッパーやタオル、歯ブラシを使って過ごしていることになるんですよ。
トイレは菌だらけ!
もし、菌が人の目にも普通に見えていたなら掃除をしない人もきっと毎日の様にするようになるでしょう。何故ならトイレの埃たった1グラムから出てきた細菌の数は数百万個という結果が実際にでているんですから…
他のリビングや寝室などの部屋で全体で多くて数百万個と言われてるんです。しかしトイレの場合、たったの1グラムで数百万個の細菌がいるんですよ。どこの部屋と比べても圧倒的に多いのが分かりますよね。
そしてこの細菌ですが食中毒になる原因である「大腸菌群」も見つかっているんです。タンクの上に埃がある人は綺麗に掃除することをおススメします。
そのまま放置していると近くに歯ブラシなど口に入れるものがあったらあなたは菌を歯ブラシを使って口の中に広めているようなもの。なので小まめに埃は掃除するようにしましょうね。
参考:トイレ掃除は毎日する?!あなたの周りの頻度はどのくらい?
まとめ
トイレ掃除は便器や床以外だとどうしても時間がかかってしまいますよね。そうすると「今度で時間がある時でいいや」と思ってしまいます。
しかしそうではなく衛生面でもトイレは特に綺麗にしておいた方がいいでしょう。ユニットバスの人は特に小まめに掃除すること。
トイレに行った際に埃やごみなどが目についたら掃除すると言った習慣を身に付ければいいかもしれませんね。
参考:トイレ・換気扇・お部屋のお掃除コツやお風呂場の害虫対策まとめ