子供を原因不明の麻痺症状にさせるウイルスがニュースになっていますよね。その原因のウイルスが判明した!とのことで詳しく調べてみると私たちが聞いたこともないような「エンテロウイルスD68」というものだったのです。
一体そのウイルスとは人間に何をもたらすのでしょうか?詳しく解説していきますね。
エンテロウイルスD68はどこからやってきた?
エンテロウイルスD68は実は日本で見つかったわけではなく、アメリカ多発していたウイルスだそうです。特に2014年にはアメリカで1000人以上がエンテロウイルスにかかり、呼吸器疾患や麻痺症状に悩まされる事態が多く発生してしまいました。
日本では過去にもいくつか見つかった事例があったようですが、そこまで多くの患者が出たわけでもないので未だにワクチンを作られていないんです。今年の8~9月頃7からこのウイルスに侵された子供が多く見つかり世間に注目を浴びせました。
しかし、これは大人ではなく、子供のケースが大半だそうです。大人がウイルスにかかったとしても症状の影響は少なく免疫力の少ない子供に症状が頻発するみたいですね。
エンテロウイルスD68による症状や予防法とは?
万が一エンテロウイルスにかかった場合にはどんな症状が出るのでしょうか?
- 発熱
- くしゃみ
- 鼻水
- 喘息様発作
- 呼吸困難
- 弛緩性麻痺
などの症状が出るとの報告があります。しかも症状については大人ではなく子供に発症することが多いそうで、気管支喘息を持病として持っているお子さんは特に命に関わるほどの症状が出やすいとも言われています。
先ほども書いた通り、エンテロウイルスに対するワクチンや治療法は未だに確率されていないんです。ということは自分や、子供の親の協力のもと予防策を徹底するしかないようです。
まずは感染経路ですが、これは他のウイルスも同じように飛まつ感染が一番多いようです。これを予防するにはマスクの着用が一番効果を発揮するのではないかなと思います。そして次に重要なのは手洗いうがいをしっかり行うこと。日常の当たり前のことですが、こまめに行うことでより効果を発揮することなのでこれからの季節は特にしっかりとおこなうようにしましょう!
まとめ
エンテロウイルスD68について書いてきましたが、一番大事なのは日常からウイルスに対しての予防をしっかりとれるかどうかが大事だとわかってきましたよね。特にお子さんがいるご家庭などは親御さんが注意してあげることも重要かと思います。
今年は特に流行しそうな予感が充分にあるので皆さん予防策はしっかりとりましょうね!