春の一大イベントといえばお花見。でも満開の桜が楽しめる期間はごくわずかですよね。
うっかりしている間に散っちゃった!なんてことのないように今年の桜はいつ見ごろを迎えるのか、日本で一番の桜の名所ってどんなところなのか、調べてみました。
そもそも開花予想って?
気象庁が定義する桜の開花予想とは花が5~6輪咲いた状態のことで、対象の品種は「ソメイヨシノ」の標本木で観測されます。桜の観測は全国で58地点が対象で、そのうち開花予想は沖縄・奄美を除いた53地点について予想されています。この各地の開花予想日を順に結んだ線が「桜前線」です。ちなみに「満開」は標本木のつぼみが80%以上開いた状態を指します。
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2015年の開花予想
桜の開花は気温に大きく左右されます。この冬は12月に強い冷え込みがあったために桜の花芽は比較的スムーズに休眠から覚めた地域が多く、このあと2月から3月にかけての気温は、寒暖の波はあるものの、平均すると平年並みか少し高くなりそうなため、現時点では平年並みか少し早く咲くところが多いと予想されています(ウェザーマップ発表)。今年の桜前線は3月20日過ぎに高知から徐々に咲き始めると見られているそうです!
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数ある桜の名所の中で日本一とされる名所はどこ!?
ズバリ!人によって違います…。地域によって「我こそは」な自慢の桜の名所があります。大人気スポットはコチラ!
- 奈良「吉野山」
桜の名所といえば必ず挙げられる奈良の吉野山は「千本桜」で有名。全山で3万本というケタ違いの数の桜が咲き誇る眺めは迫力。
- 京都「醍醐寺」
古くからの桜の名所で、盛大なお花見を開催していたことでも有名な豊臣秀吉が晩年にお花見を行ったことでも有名な醍醐寺。境内は800本の桜に彩られ、さまざまな品種の桜が楽しめることでも人気。
- 京都「清水寺」
世界遺産の清水寺は1500本の桜が咲き誇る京都屈指の名所。「奥の院」からの眺めは毎年メディアでも取り上げらていて有名ですね。夜桜のライトアップも圧巻!
- 青森県「弘前公園」
1611年に築城された歴史ある弘前城の周りには50種2500本の桜が咲き乱れる名所。
- 東京都「新宿御苑」
毎年内閣総理大臣主催で“桜を見る会”が催される新宿御苑。約1300本の桜が美しい日本庭園を彩り国内のみならず世界中から観光客が訪れる名所です。
- 愛知県「岡崎公園」
徳川家康の生地である岡崎城周辺には約1000本の桜が咲き東海随一といわれる人気お花見スポットです。
ほかにも全国には名だたる名所がたくさんあります!日本の四季の美しさは本当に素晴らしいですね。今年はまだ行ったことのない桜の名所へ足を運んでみるのはいかがですか?