大学生の一人暮らしって何だか大人に近づいた感じやフリー感が魅力的に見えて、憧れますよね。
でも実際は、ほとんどが親がかりの生活で、本業の勉強とバイトに明け暮れたりと意外と地道な生活になりますので、準備も気を引き締めて挑みましょう。
大学はとにかくレポートなどの提出物が多いので、バイトばかりしている訳には行きません。バイトの収入が少なかったり、出来ない場合は親の仕送りだけで生活しなければなりませんので毎日が節約生活です。
水道光熱費も十分に考えて不必要なものはなるべく減らす準備を心がけ、無駄なく大学生活を楽しみましょう。
学生の一人暮らしで必要なものは?
大学が集中している地域などでは、学生向けの賃貸物件が充実しています。家具付きマンションやアパート、女子大の近くには家具付きシェアハウスも増えています。ところが、早く入学が決まった人たちから入居が始まるので、そんな条件が良いところは人気殺到し、あっという間に埋まってしまいます。
家具まではついていないけど、うちは学生さん向けですよ、と言ったタイプの賃貸物件は、ついていても「エアコン」までが多いようなので、照明や机、冷蔵庫や収納は自分で準備することになります。
必要不可欠なものから順番に確認してみましょう。実家から遠く離れる時の引っ越しは、入居が済んでから現地で改めて購入する方が確実ですし、早まって不必要なものまで揃えなくて済みます。
引っ越し当日に必ず必要な物!
照明器具・・・忘れていて玄関の灯りだけで初日を過ごした、なんてこともあるのようですので忘れないようにしましょう。
カーテン・・・学生の一人暮らしはほとんどが3月末辺りですね。まだまだ夜は冷えます。カーテンがあるのとないのでは室温にかなり差が出ますので、引っ越してすぐに風邪をひいたりしないようにしましょう。
布団・・・とりあえず布団があれば、ベットは後から購入することも可能です。
「洗面用具」「トイレットペーパー」「ティッシュペーパー」「タオル」などの衛生用品・・・実家にいると、あるのが当たり前でしたが、準備しておかないと困ったことになってしまいます。
「カッター」「はさみ」「ドライバー」「荷造りヒモ」「ゴミ袋」などの荷ほどき用品・・・何かひとつでも物を買ったらゴミがでます、もう自分しか片づける人はいませんよ。引っ越しのダンボールなどをまとめると意外と凄い量になります。
「クイックルワイパー」「コロコロ」「ハンドワイパー」「雑巾」などの掃除用品・・・ハウスクリーニングが入っていても、引っ越したら掃除は必要です。
暖房器具・・・これは、ヒーター、コタツ、ホットカーペット、どれにするか決めておくと良いです。進学とともに引っ越しする場合は、まだ寒い時期だと言うことをお忘れなく。
翌日から数日中には揃えたい物
「冷蔵庫」「洗濯機」「電子レンジ」・・・これらの生活家電は、引っ越しシーズンには「一人暮らし応援商品」としてセットで安くなります。3点セット、5点セットなどお得な情報がありますので、大型家電店の広告は必ずチェックしておきましょう。
初日に電子レンジがあると、忙しい引っ越しの合間に温かいコーヒーも飲めるし、温かい食事もできます。初めての一人暮らしの最初の夜に冷たい食事では、さみしさが倍増してしまいますので、先に購入できそうな場合は引っ越し日配送にしても良いかと思います。
ただし、洗濯機は設置場所の大きさを確実に測ってから購入するようにしましょう。目測誤りで一番返品率の高いのが洗濯機ですのでね。
「炊飯器」は電子レンジでご飯も炊けてしまいますので、本当に必要か良く考えてからにしましょう。「アイロン」「電子ケトル」「加湿器」なども、欲しいと思ってから買っても遅くはありません。
食事用のテーブルと学習のための机も部屋の広さによっては、2つ設置は不可能なこともあります。「暖房器具」「学習机」「食事テーブル」を兼ねて、「コタツ」を使用している人も多いようです。
実家で使っていなかった物はすぐには買わない
これは、一人暮らしを始めるにあたって、一番多いあるあるです。「絶対自炊するし!」と覚悟を決めてキッチン用品をドッサリ買い込んでも結局は最初に数回使っただけで終わったなんて人は山ほどいます。
フライパンひとつあれば焼きもの、揚げ物、炒め物、煮物すべて出来てしまいます。お鍋のセットなどは必要ありません。また、友達が来た時用の食器なども要りませんので情報に流されたりせずに、必要になってから購入するようにしましょう。
今は、100均でパーティー用の紙皿や紙コップなどもとてもかわいいものがあります。日ごろ使わずに割れやすい食器を積み上げておくよりお得で安全です。
学生の一人暮らし必要なものチェックリスト!
- 照明器具
- カーテン
- 布団
- トイレットペーパー
- ティッシュペーパー
- タオル(バスタオル・ハンドタオル)
- 洗面用具
- カッター
- ドライバー
- 荷造りヒモ
- ゴミ袋
- 掃除用具(クイックルワイパー、雑巾、コロコロ、ハンドワイパー)
- 暖房器具
翌日から数日中に必要な物
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 掃除機
- 電子レンジ
- 必要最低限の食器(茶碗、お箸、お皿2~3枚、カップ)
- キッチングッズ(フライパン1つ、片手鍋1つ、まな板、包丁、菜箸、お玉ていど)
- 常備薬(がゼ薬、胃腸薬など)
- PC
- 洗剤(キッチン、バス・トイレ、洗濯)
部屋の広さや必要性を良く考えてから購入するもの
- テレビ
- マット類(玄関、バス・トイレマット)
- アイロン
- 電子ケトル
- 炊飯器
- 加湿器
- 収納棚など
まとめ
学生の一人暮らしは、通常だと期間が決まっていて、その後は再び実家に帰るか、別のところに引っ越すことになります。そのため、出来る限りコンパクトな生活をしていると、その先も楽な引っ越しになります。
バイトと勉強の両立はなかなか大変で、その上家事までこなさなくてはならないので、最初はクタクタに疲れてしまうことでしょう。少しでも荷物を減らして、掃除をしやすくすることも時間と電気代の節約になります。
学生の一人暮らしに一番必要なのは、「不要なものまで揃えない!」と意識することです。欲しいものはどんどん出てきますし、4年間生活すると、節約しているつもりでも荷物は増えるものです。最初から大荷物にならないようにしましょう。
一人暮らしは、身の周りのものを買い揃えるだけでなく、色々な手続きもあり思った以上にやる事がたくさんあります。し忘れなどがないようにして好調な船出にしたいですね。