生ゴミの臭いがすると、お部屋をいくらきれいにしていてもなんだか残念な印象に。一人暮らしであまり人が部屋に来ない場合でも不快な臭いは、お部屋の快適さを損なう原因になります。
簡単にできる処理方法で、不快な臭いをシャットアウトして清潔感のある過ごしやすいお部屋を目指していきましょう!
生ゴミの臭いに悩む人は多い?
一人暮らしの人、家族が一緒に住んでいる人、誰でも毎日家で暮らしていると出てくるのが生ゴミです。自炊を全くしなければほとんど生ゴミは出ませんが、自炊すれば野菜くずや食べ残し、ご飯粒など量は人それぞれですが、生ゴミは必ず発生します。
そして、温かい季節になると特に悩む人が増えてくるのが生ゴミの臭いです。普通に毎日ゴミを処理しているはずなのに、台所やゴミ箱周辺から独特の不快な臭いがしてきます。そして、芳香剤を置いたところで根本的な解決にはならず、「甘い匂い」と「臭いにおい」が合体して悲惨な事態になることも。
では、実際に生ゴミの臭いに悩む人の生の声を聞いてみましょう。きっと同じ思いを持っていることに共感できるはずです。
- 外の空気の素晴らしさを実感
- きつい芳香剤ときつい生ゴミ臭の戦いで吐き気
- ワンルームなので寝ようと思っても生ゴミの香り
- 台所に立つのが嫌になる臭い
一人暮らしの方の場合、ワンルームや1Kなど生ゴミのあるゴミ箱・台所と寝るスペースが近いということも少なくありません。つまり、生ゴミの臭いがしているということはお部屋全体、おうち全体が不快な臭いになってしまっているということです。
そうなってしまうと人を呼ぶこともはばかられますし、家は本来安らげる場所でなければいけませんよね。学校や会社から帰ってきて、自分だけのゆっくりした時間を過ごすところなのです。
参考:コバエってどこからくるの?根本からしっかり駆除する方法
ですから、生ゴミの臭いに悩んでいるなら、なるべく早く不快な臭いをシャットアウトしなければなりません。そのために簡単にできる方法にはどのようなものがあるのでしょうか?
臭わない・簡単な処理方法は?
では、まず生ゴミの臭いの原因についてです。原因を断ち切らなければ、どんなに消臭剤を使ったとしてもその場しのぎでしかありません。
生ゴミの臭いは、生ゴミから出た水分で繁殖した雑菌が原因です。生ゴミには雑菌が繁殖しやすい湿度という条件がばっちり整っています。そして、もう一つの条件として温度があるのですがお湯を使ったりしてある程度生ゴミは温かくなっていることも。
そんなわけで、温かい季節はもちろんのこと、ある程度涼しい・寒い時期であっても生ゴミが臭ってしまうということがあり得るのです。
原因は、生ゴミの水分とそれによって増えた雑菌であるということがわかりましたね。あとは、この原因を断ち切れば生ゴミの臭いはある程度抑えられます。まずは、生ゴミの水分を徹底的に切るということを意識しましょう。水分さえ少なくなれば、雑菌の繁殖する量も減らせるという訳です。
でも、三角コーナーや流しについている排水口のごみ受けなどを使っているとどうしても野菜くずなどのゴミが濡れてしまいますよね。それを防ぐためには、野菜くずは濡らさずにビニール袋・紙袋などに入れてしまうのがおすすめです。
濡らさないようにすれば、水をあまり切る必要もなくなり、より処理が簡単になります。
でも、どうしても出てしまう水分に対しては紙を使うのが有効です。新聞紙・ちらし・読み終わった雑誌などの紙で生ごみを包んだり、ゴミ箱の中にあらかじめ敷き詰めておくのがおすすめの方法になります。
水分を紙が吸いとるだけでもだいぶ臭いがしなくなりますし、コバエ対策にもなって一石二鳥です。
また、徹底的にゴミの臭いをシャットアウトしたい場合には、生ごみを密閉式のビニール袋(ジップロックや100均で手に入るチャック式の袋)に入れるのがよいでしょう。ほぼ確実に臭いをシャットアウトできますよ。
勿体ないように感じるかもしれませんが、100円で10枚入っている物などもありますので1日当たり10円です。ひと月でも約300円で生ゴミの臭い対策ができるとなれば、なかなかコストパフォーマンスが良いと思いませんか?
あまりにも多い生ゴミの場合にはこれで処理出来ない可能性もありますが、一般的な一人暮らしの量の生ゴミならこの方法で十分です。
ゴミを出しそこなったときは?
忙しかったり、うっかりして生ごみを出し忘れてしまうこともありますよね。一人暮らしの方だけでなく、慣れているはずのベテラン主婦の方でもうっかりしてしまうことがあるくらいなので、よくあることです。
出しそこなったときには、袋の口をねじって団子結びをしてなるべく隙間がないようにします。両端を結ぶスタイルの場合には、隙間が多く臭いが漏れることがありますのであまりおすすめできません。
そして、念のためもう一つの大きいゴミ袋で同じように袋の上の部分をねじって団子結びします。
ベランダに置いておくとカラスや猫が散らかす心配がある場合は、仕方がないので目のつきにくい室内に置きましょう。こういうこともありますので、外に置くための大きめのゴミ箱をひとつ準備しておくとよいですね。
まとめ
生ゴミの臭いの原因は、ゴミの水分で増えてしまった雑菌です。
臭いをなるべくカットするためには、この水分をしっかり切る、最初からゴミを水に濡らさないという工夫が必要になります。ゴミを新聞紙でくるみ水分を吸わせたり、ゴミ自体を密閉して捨てるという方法も有効です。
生ゴミの臭いがしなくなるとお部屋の清潔感も増してきますし、くつろげるようになりますよ。今日からでも、生ゴミの処理方法を少し変えて快適なお部屋を目指したいですね。