周りが就活で結果を出していく中、自分だけそんな状態だと気持ちまで滅入ってしまいますよね。
でも、失敗には何か理由があるはず。つまり、今の辛さはチャンスでもあるのです。こんな辛いときこそ、自分を見直すチャンスだと捉えて、次のチャンスに生かしていきましょう!
就活がうまくいかない理由で多いのは?
自分のこれからに大きく関わってくる一大イベントである就職。その前にみんなで同じような時期に就活をするのが日本では定番ですね。周りが内定を貰えたりしているのに、自分だけうまくいかないとどうしても焦ってしまうもの。
就活が上手くいかないという人はどのような理由で失敗続きになってしまっているのでしょうか?思い当たるふしがないかチェックしてみましょう!
- 何が言いたいのか伝わりづらいPRや面接での受け答え
- まだ社風に合う会社に出会っていない
- 能力が不足していると応募先から受け取られている
- 業種を絞りすぎている・応募先が少なすぎる
書類選考のために、誰しも一生懸命準備をするでしょう。しかし、独りよがりになっていませんか?必ず第三者に目を通してもらって、「結局のところ何が言いたいのか」が伝わる文章になっているかをチェックしてみましょう。
誤字脱字・修正なども印象がよくありませんので、少しでも書き損じたら新しい用紙を使うなど手間も惜しまないように!
そして、こればかりは人間が面接をしているので仕方ないジレンマなのですが、「社風に合わない」という問題です。面接をするときには、「一緒に働きたいと思える人材か」という目でも必ず見られます。相性といった種類のものなので、こればかりはある程度諦めるしかないという面もあるのです。
そして、能力についてですが現時点でその会社が求めるスキルを持っているかどうかということでは必ずしもありません。どちらかというとコミュニケーション能力を見ている場合が多いのです。教えたことをスムーズに理解できそうか、円滑に仕事を進めていけそうかといった風にポテンシャルを測っている傾向があります。
先ほど、「社風に合わない」とうまくいかないというお話をしました。こればかりは「縁」のような要素がありますから、業種を絞りすぎたり、応募先を絞りすぎると実は自分のことを必要としている企業に巡り合わない恐れもあります。少しでも関心があるところには積極的にアプローチしていきましょう。
このように、就活でうまくいかないときには第三者の目でチェックしてもらったり、応募先を絞りすぎていないかなどを考え直す必要がありそうですね。
自分を見直すべきポイントは?
- うまくいかない原因を掘り下げて考えている?
- 分かりやすく主張の明確な志望動機やPRになっている?
- 面接の準備はきっちりできている?
- 質問にきっちりと答えられている?会話が成り立っている?
- 応募している会社の数はどれくらい?
まずは、うまくいかない原因を掘り下げて考えてみましょう。
書類で落ちたなら書類を見直す、面接で落ちたなら面接を思い出してみてください。ここで、相手の立場になることが大切です。「その企業は、どんな人を望んでいるだろうか?」とか受け答えに対して自分が面接官だったらどう思ったのか?などなるべく細かく考えて書き出すとよいでしょう。
志望動機や自己PRは分かりやすいこと、何が一番言いたいことなのかが明確なことがとても大切です。自分だけで見直すとつい独りよがりになってしまうので、学校の担当課や就活が終わった人など第三者に見てもらうことは必須でしょう。
面接は、実はとても重要です。学歴が良くて成績が良くても、面接の準備不足では簡単に失敗してしまいます。自信がある人こそ、準備の時間をしっかりと取ることを心がけましょう。どんな質問をされるのかを考えておき、それにどう答えるというシミュレーションがポイントです。
そして、面接ではきちんと質問に答えられているでしょうか?正しい論点での回答が大切です。また、会話が得意という人こそ気を付けたいのが「一方的に話してしまっていないか」という点。礼儀を重んじながらも面接官となごやかに会話するというような心構えが大切になります。
最後に、どのくらいの数の会社に応募しましたか?つい名前の通った企業に応募先が集中してしまうこともあるかもしれませんが、大手企業=あなたに合う会社とは限りません。中小企業でも魅力・将来性のある会社はたくさんあります。絞り込みすぎないことも大切ですよ!
辛いときは誰に相談したらいい?
まずおすすめしたいのが、学校の就職進路課など就職に関連するところです。一般的には相談窓口のように相談を受け付けてくれるはずですから、真っ先に相談するべき場所といえます。もちろん秘密が守られるので、友人に相談するよりも絶対に安心です!
そして、すでに就活を終えた人・先輩も頼りになります。彼らは実際に同じように就活をしたわけですが、「結果を出せた」人達というわけです。エントリーシートや面接の様子なども、生の声として知ることができるので、彼らの話はとても参考になります。
本当につらい時には、辛い気持ちを聞いてもらうだけでも気持ちが明るくなり、次につながります。話を聞いてほしいだけなら、家族でも友人でもよいので心を許せる人に打ち明けてスッキリするのも一つの方法です。
まとめ
就活がうまくいかないと追い詰められた気持ちになってしまいますよね。
そんな時に見直したいのは、
- うまくいかない原因を客観的に考えているか?
- 主張の分かりやすい志望動機・自己PRであるか?
- 面接のシミュレーションができているか?
- スムーズに面接官とやりとりができているか?
- 会社を先入観で絞り込みすぎていないか?
まとめるとこの5つ。「もうそんなのやっているよ!」という人こそ、もう一度少し冷静に考え直してみてくださいね。
疲れた時はときに息抜きも忘れずに、就活を乗り切っていきましょう。